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2014年9月13日土曜日
犬に刺激を背負わせない立ち位置
今日は久しぶりに店舗の実習に入らせてもらいました。
店舗にはたくさんのわんこたちがいます。
久しぶりに会う犬、初めて会う犬、見ているだけでワクワクしてきます。
卒業後もいろいろな犬のトレーニングをいつでもさせてもらえるアカデミーのシステムには、本当に感謝しています。
今日の実習でも何頭かの犬のトレーニングをさせてもらったのですが、新たな学びがありました。
気になるものを見つけるとそちらに走っていってしまうじっとしている事が苦手な♂のわんちゃんとのシットステイ・トレーニング中のことです。
元気が良くて走り回ったり飛びつこうとしたり…というわんちゃんだったので、最初はオスワリの体勢に誘導することも難しかったのですが、尾の動きを見て落ち着いているタイミングでオスワリに誘導…を2、3回繰り返しているうちに、しっかりオスワリをしてくれるようになりました。
一度オスワリをした後は数秒じっとしていられるようだったので、マテの時間を少しずつ延ばしていきました。
それを繰り返すことによって、そのわんちゃんは10秒くらい待てるようになりました。
が…何かしらの気配をを感じると、そちらに向って走っていってしまう…
窓ガラスの向こう側の道路を歩く人、プレイルームの外にいるトレーナーさんや犬、色々なものが気になるようで、自分の周りで何かが動く気配があるとそちらに向って走っていってしまいます。
そして一度フリーにしてしまうと、またテンションが上がってしまうので、改めてそのわんちゃんを落ち着かせるところからスタート…
そんなことを何度か繰り返していたら、店舗のトレーナーさんがアドバイスをくれました。
『犬と刺激の強い場所の間に立ってみてください。そうすれば、犬の視線に立ちふさがることもできるし、犬が刺激に反応してそちらに向って走り出しても前に立ちふさがることができますから。』
なるほど…僕は今までずっと『犬に刺激になるものや場所を見せないように見せないように』と、犬の背後に刺激になるものや場所がくるような立ち位置でトレーニングをするようにしていました。
でも、その状態にされて背後で気配や物音がしたら、犬は嫌でも反射的に振り返ってしまいますよね。
そして、それが魅力的なものであれば、そちらに向って走って行ってしまっても仕方ありません。
犬だけではなくて、人間だってそうしてしまうはずですから。
そして、『犬が自分の判断で動き出してしまったらその前に立ちふさがる』という人の動作は、基本中の基本でした。
忘れかけていました…(^_^;
今日、それを思い出させてもらって良かった!
本当に助かりました。
犬のトレーニングをするときの刺激に対する位置取り、大切ですね。
『犬には刺激を背負わせない!』
また一つ勉強になりました。
これからのトレーニングにしっかり活かしていきたいと思います。
今日で実習時間の累計が235になりました。
でも、実習から学ばせてもらうことはまだまだたくさんありそうです。
先生が仰っていた【300時間】に届くかどうかはわかりませんが、年内は時間の許す限り実習に入らせてもらおうと思っています。
激しく色落ちしたユニフォームが年末まで持ち堪えてくれるかどうか…(笑)
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