2006年11月27日月曜日

ジュニアクラス No.11

今日は、11月2回目のグループレッスン。
のんびりしすぎたせいで、出発がいつもより20分も遅くなった…
が、今日も三田付近でしっかり休憩を取っておにぎりを食べた。エマも気分転換のために軽く散歩。
ここは噴水がいくつかあって、人も少なくて散歩にはうってつけの場所だ。(平日は人が多いだろうけど…)

噴水と噴水の間には幅70センチほどの流れがあって、水が流れている。
その流れにはには、)所々に橋がわりの置石があった。俺はその置石を渡って川の反対側へ。
「エマッ!」と呼んでみる。置石を渡ってこっち側に来れるかどうか!?
エマは腰を落として座り込んでしまった。まぁ、基本怖がりのエマがこっち側にこれるわけがないか…と思った直後、エマがすごい勢いで流れに飛び込んでそのままバシャバシャとこちら側へ!
エマの予想外の行動に呆然…そこまでしなくても…足だけでなくお腹の毛まで濡れてしまった…
かみさんのところにエマを連れて行くと、足と腹から水を滴らせるエマを見て、「どうしたの?」と聞かれた。
「あそこの流れで、反対側からエマを呼んだら水に飛び込んだ…」と答えると、呆れ顔で苦笑い。
寒かったので、濡れたエマの体を急いでタオルで拭いた。
時間もないのに、余計な仕事を増やしてしまった…気をつけような、エマ(連帯責任)。

俺とエマのせいで(しつこい)、ただでさえ余裕のなかった時間が更に押してしまった。
三田を出発するとき、既に時刻は13:30を回っていた。
でも、道さえ混んでなければ何とか間に合う時間だったから、慌てず安全運転。
何とか間に合うかなぁ?と思いながら環七に入ると、道路工事で大渋滞。日曜昼間の工事はやらないでくれ…
病院の前に着くと、ちょうど14:00だった。ぎりぎりアウトだけど、まぁいいか…
急いで車を駐車場に入れて…と思ったら、駐車場満車…
ああ、俺とエマが余計なことを…しつこいからもうやめます…
仕方ないので、かみさんとエマには先に教室に行ってもらって、俺だけ最寄のタイムズへ。
幸いにも、タイムズはガラガラに空いていた。
うーん…やっぱり時間がないときには余計なことをするべきじゃないなぁ…と反省しながらてくてく病院に向った。

今日はどのワンちゃんが来てるのかなぁ?と教室を覗き込むと、今日は6頭も!
こんなにたくさんのワンちゃんが集まるのは久しぶりだ。
そして驚いたことに、パピークラスのときから一緒にレッスンをしていたトイプーの男の子が来ていた。
半年振りくらいだ。もう来ないのかと思っていたから、何だか嬉しかった。
いつも奥さんと小学生の女の子が一緒に来ているんだけど、そのトイプーの飼い主の女の子はとてもエマをかわいがってくれていた。
そして、これまたパピーの時からずっと一緒にレッスンしている女の子のトイプーも来ていた。
今日は楽しくレッスンを受けられそうな気がした。
ちゃんと挨拶したかったけど、既に先生の話が始まっていたので、軽く会釈してかみさんとエマの所へ。
席に着いて冷静に見てみると、初めてのワンちゃんが2頭いた。
シェルティと(たぶん)フレンチブル。
「エマ、吠えたんじゃない?」とかみさんに聞くと、「ううん、びびって吠えられなかったみたいだよ。」と笑っている。
久しぶりにたくさんのわんちゃんがいて、エマは圧倒されたようだった。
今日のレッスンはたくさんのわんちゃんの中でやることになるけど、大丈夫だろうか?

まずは、6頭のわんちゃんで輪の状態になって歩くという練習。
エマはまぁまぁ上手に歩けてるような気がした。
が、先生の「それでは、逆周りで歩いてください。」の指示で逆方向に歩き始めるとエマが吠え出した。
理由は、たぶん「目の前を歩く犬が変わったから」だと思う。
逆向きになったときにエマの目の前を歩いていたのは、初めて会ったシェルティだった。
「初めて会う慣れていない犬だから吠えた」ということだと思っていたのだけど、先生が言うには、このシェルティ君もエマも歩くときに結構周りをキョロキョロと見回したりするので、やたらと目が合ってしまってエマが吠えるということらしい。
エマは気が小さい弱虫なので吠えるけど、シェルティ君の方は更に気が小さいので吠えることすらできないとのこと。
吠える方、吠えられる方、どちらにも原因があるから、犬が周りをキョロキョロしすぎないように飼い主がコントロールしてあげる必要があるとのことでした。
確かにエマは、散歩中もやたらと後ろを振り返ったりするからなぁ…飼い主に集中させる練習がもっと必要だな。

刺激が多い状況下での「待て」練習もエマは苦手。
他のわんちゃんがいないときや他のわんちゃんも一緒に「待て」しているときは良いのだけど、目の前で何かが動いたりするとエマはじっと待つということができない。
対象物に向っていこうとしたり、吠えたり唸ったりが始まってしまう。
「たとえ目の前で何かが動いていたとしてもじっと待つ」ということを覚えさせないといけないから、今はおやつを使いながらエマをコントロール。
時間は掛かると思うけど、おやつなしでもじっと待てる子に育てていかないとな。
「オンリードの状態で、飼い主が一歩進んだらそれに付いて歩いて、座って飼い主の目を見ることができたらおやつをあげる」という練習もエマが一番できていない。
これも他のわんちゃんと一緒にやるので、他のわんちゃんの動きばかり気にして、飼い主になかなか集中することができない。
一度できるとその後はちゃんとできるのだけど、その一度目ができるまでかなり時間が掛かる。
途中で集中力が切れることもある。
こういった練習を上手にできないのが、エマの一番の課題だと思う。
これができるようになれば、申す越す散歩も上手にできるような気がする。

今日は後半にちょっと変わったレッスンをやった。
「他の飼い主さんとわんちゃんがやった芸を真似してみる」というもの。
「連続お手でも何でもOKです。」とのことだったけど、エマは犬とは思えないくらいお手が下手(笑)
ということで、後ろ足だけで立つ「たっち!」をやりました。
ただ、他のわんちゃんもやらなければいけないので、これをやるかどうか結構悩んだんですけど…
わんこが後ろ足だけで立つのは腰に負担を掛けるし、今日はヘルニアになりやすいダックスの子もいたので…
でも、間違いなくすぐにできるのはこれだったので、それをやりました。
次回も同じようなレッスンがあったら、もうちょっとみんながやれるような芸をやらないとなぁ…
エマは勝手に飛んだり跳ねたりすることが多いから、それをコマンドで制御しようといろいろ覚えさせていたのですが、結果的には飛び跳ね系の芸ばかりが得意になってしまったのです…
片手での連続お手とかかわいいから、ああいう芸を覚えさせたいなぁ…と思ってしまった。

レッスンのあと、トイプー♂の飼い主さんの女の子とトイプー♀の飼い主さんの女の子がエマのところに来てくれた。
エマはこんな暴れん坊だけど、いつもエマをかわいがってくれるからとても嬉しいです。
こういう経験があったからこそ、エマは人好きな犬になれたのです。
久しぶりに会えたから、エマもとても嬉しかったようです。
今日もエマはよく吠えたけど、まぁまぁ頑張ったかな。
以前より体力が付いてきたのか、2時間のレッスンも途中でバテずに受けられるようになりました。

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