2014年11月16日日曜日

【DT007-01】 ポメラニアンと公園トレーニング


さわーやーかーなにちよぉー♪
へぃいー♪ へぃいー♪ へぃい♪ いつぁびゅてぃふぉーでー♪
※注:酔ってません


せっかくの良い天気の日曜ということこで、今日は自転車に乗って近所の公園に行ってきました。
秋の公園、やっぱり気持ちが良くて最高です!

そして、さわやかな秋の公園に似合う犬といったら、僕はこんな子をイメージします。


そうです。ドイツ原産の小型犬、ポメラニアンです。

今日は秋晴れの空の下、生後5ヶ月ふわっふわポメラニアン『ロッタちゃん』のトレーニングを、飼い主さんと一緒に公園で楽しんできました。

そして、ロッタちゃんの飼い主さんからリクエストを頂いたということもあり、今日はこいつも連れていきました。


最近、『動画では良い子』(笑)の評判が高いエマ、現場でしっかりモデル犬のお役目を果たせるかどうか……


ポメラニアンは、ジャーマン・ウルスピッツというやや大きめな中型犬をルーツに持つ小型犬です。
そして、そのジャーマン・ウルフスピッツは、サモエド等、極地を原産とする大型犬にルーツがあると言われています。
そのせいか、ポメラニアンは小型な犬でありながら、大型犬のような『堂々としてちょっとしたことには動じない』という気質を持つ個体も多くいます。

このかわいいロッタちゃんも、人好き&犬好きでとても積極的な女の子です。
好奇心が高いということは学習の機会を増やすということでもあるので、本来はとても良いことなのですが、飼い主さんにしてみると、「他のわんちゃんへのアプローチが積極的過ぎて、困ることも…」と感じることがあるそうです。

ということで、ロッタちゃんにはエマと並んでオスワリして、一緒におやつを食べる練習をしてもらうことにしました。
最初はエマと挨拶しようと頑張っていたロッタちゃん、徐々に落ち着いてエマと並んでおやつを食べてくれるようになりました。
賢いロッタちゃん、すぐに「今何をすればいいのか?」を理解して、落ち着いて行動してくれました。

普段からの飼い主さんが愛情を持って接しているせいか、ロッタちゃんは公園のような刺激の高い場所でもオスワリ、アイコンタクトの指示がしっかり入りました。
そのおかげで、トレーニングはとてもスムーズに進行♪
生後五ヶ月でこの落ち着き、本当に驚きです!

落ち着いた状態で他の犬と並んでおやつを食べるミッションを難なくクリアしたロッタちゃん、次にエマと一緒に公園の中を歩いてもらいました。


これも特に問題なし。
ロッタちゃん、落ち着いてエマとの歩行練習を楽しんでくれました。
たまにひっぱりがあるとのことだったので、飼い主さんにはチェックの方法をお伝えしました。


飼い主さんは、ロッタちゃんに他の犬とじゃれ合って遊べる子になるよりも、いつでもどこでも落ち着いていられる子になってもらいたい」という希望を持っているということだったので、今回はおやつを使う方法で『他の犬が近くにいても落ち着いて過ごす』というトレーニングを行いました。
公園という刺激の多い環境と初めて会う犬……まだ生後五ヶ月という月齢であるにも拘らず、ロッタちゃんは僕の想像を遥かに超える、素晴らしいレスポンスを返してくれました。
これから色々な環境でトレーニングを繰り返すことによって、ロッタちゃんはいつでもどこでも落ち着いて過ごすことができるポメに成長していくはずです。


犬を飼い始めると、「自分の犬を他の犬と遊ばせられるようにしたい」「散歩中に出会った犬と挨拶させたい」という理想を持つ飼い主さんは少なくないと思います。
僕は、それが悪いことだとは思いません。
ただ、他の犬と遊べないことや挨拶できないことをストレスと感じるような犬に育ててしまうと、それはいつかそのまま飼い主さんのストレスに置換されることになります。
犬同士の遊びを見ることは人間にとって楽しいことではありますが、犬と一緒に生活することを考えると、まずは犬が飼い主の指示をしっかり聞いてくれるようにトレーニングすること、そして、他の犬がいても落ち着いていられるようにトレーニングをすることの方が大切ではないかと僕は考えています。
飼い主さんと犬との絆、それは犬と一緒に楽しんでトレーニングとコミュニケーションを重ねることによって、決して切れない強いものになっていきます。


相変わらずのエマポジション(笑)
間にポメが三頭は入りそうなおかしな間がありますが、これはロッタちゃんのせいではなく、エマのせいです。
次回は、間がポメ二頭分になると思うので……今回はこれでお許しください<(_ _)>


ロッタちゃん、お疲れ様でした!
また次回も楽しくトレーニングしよう!!


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