2014年9月2日火曜日

「構うなっ! 放っておけ!」という犬のコマンド


散歩中に勝手に地面の匂い嗅ぎを始めようとしたり、前から歩いて来る人や犬にロックオンしそうになったり…と、犬の「飼い主に対する集中」が切れそうな状況になった時ってどう対処するのが一番いいのだろうか…

刺激に弱くて集中力が切れやすいエマのような犬を飼っている僕は、常日頃からそんなことばかり考えていました。
そして、今まで色々な対処方法を試してきました。

『名前を呼んでアイコンタクトを取ってオスワリをさせる』

これが一番理想的だと思います。
これができれば何の問題もありません。

でも…
何かに対して夢中になっていたり興奮していたりする犬は、名前を呼んでも簡単にこちらを振り返ってはくれません。
呼んでも呼んでも集中をこちらに向けてくれないと、ついつい語気も強まって、

『ぅえぇぇぇーーーむぁぁぁーーーっっ!!』

と、怒りモードで呼んでしまったりとか…(^_^;

ただ、僕個人としては、怒りながら大声で犬の名前を呼ぶことは、普段はできるだけやらないようにしたいと思っています。
なぜなら、本当に怒鳴ってでも犬の行動を抑制しないといけないような最悪の場面に出くわした時、それが効かなくなる可能性があるからです。
できればそういう非常時の備えとして『犬の名前の怒鳴り呼び』はキープしておきたいのです。


じゃあどうすれば…ということでずっと考えていたのですが、とある人から『ああ、それならこんなのあるけど、試してみたら?』ということで、こんなコマンド教えてもらいました。


これは『リーブ・イット(Leave it)』というコマンドです。

"Leave it"は日本語に訳すと、『構うな』とか『放っておけ』という意味になります。
要するにこれは、「気になるものがあっても放っておいて」とか「向こうから何が来ても気にするなよ」という、飼い主から犬に対する指示になります。

動画の例の場合、エマが勝手に匂い嗅ぎをしようとしたので、僕が『リーブイット!』と指示を出しました。
すると、エマが匂いを嗅ぎに行くのをやめて僕のほうを注目してオスワリしました。
やろうとしていた匂い嗅ぎを止めて、しっかりこちらを見る事ができたので、おやつを与えてエマを褒めました。

『アイコンタクト使えばいいじゃん』

そんな声が聞えてきそうなんですが…(^_^;

アイコンタクトとリーブ・イットの大きな違いは、「犬の名前を呼ぶか呼ばないか」にあります。
前述したとおりですが、僕はその犬の名前を大切に扱いたいと考えています。
なので、強めな大きな声で犬の注目を自分に向けるときは、アイコンタクトではなくリーブ・イットを使うようにしています。
「エマ!」と名前を呼ぶよりも、「リーブイット!」とコマンドを繰り出した方が、毅然とした態度で犬に向って指示を出せるから…という理由もあります。
そういう飼い主の毅然とした態度や気持ちは、犬にも伝わりやすいものですからね。
刺激の強い場所や状況で犬の集中が切れそうになったときは、名前を呼ぶよりも、このリーブ・イットを使ったほうがこちらをしっかり見てくれると、僕はそう思っています。


下の動画ですが、やはりエマが同じように勝手に草の匂いを嗅ぎに行こうとしたので、僕がリーブ・イットでそれを止めさせてこちらを向かせようとしています。
ただ、エマにとってはかなり気になる匂いだったのか、一度では僕のほうを見ません。
僕は3回「リーブイット!」と言っています。


理想を言えば、一度の「リーブイット!」でこちらを向かせないといけないのですが…(^_^;
それでも、「エマ! エマ! エマ!」と名前を3回連呼するよりは、「リーブイット!」を3回出して誘惑から引き離したほうがいいのではないかと僕は思います。


それと…まぁこれはどうでもいいことなのですが、散歩中、歩きながら日本語で「放っておけ!」とはなかなか言えませんが、英語で「リーブイット!」は言えますよね。
これは結構ストレス解消になってすっきりします。
英語がわかる人に聞かれちゃうと困りますけど…(^_^;
英語のコマンドは(日本国内だと)そういう意味での使いどころも豊富にあるので、覚えておくと楽しいです(笑)


ひとりで撮影している動画なのでわかりにくくて申し訳ないのですが、「リーブ・イット」コマンドについてはホームページでもっと詳細な説明をされているトレーナーさんがいるので、そちらも検索して参考にしてみてください。

それと、この「リーブ・イット」コマンドは、僕が通っていたトレーナー養成アカデミーで教えてもらった方法ではありません。
僕が個人的に「これは使える!」と思ってエマを使ってトレーニングしている方法になります。
「誘惑から犬を引き離してこちらに注目させる」方法は他にもいろいろありますので、その犬にマッチした方法でトレーニングしてみてください。
もし自分のわんちゃんに合った方法がわからなければ、是非プロのトレーナーに相談してみてください。


最後に…
この「リーブ・イット」コマンドを使っていると、散歩中にすれ違うご夫人に「このわんちゃん、リービットちゃんっていうの? かわいいわね。」と言われることがあるので、注意してください。
僕も僕で時間がなかったりすると、「はい、そうなんです。ありがとうございます!」と言ってその場を立ち去ったりしています。
いけませんね(笑)
これからは時間がなくとも、しっかり「リーブ・イット」の説明をしようと思います(^_^;


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2 件のコメント:

トトーニョ さんのコメント...

こんにちは、Leave it いいですね。

拾い食いや執着の強い時、
「ダメ」とか「イケナイ」とか言うんですけど、それよりもいいかもしれません。


叱る時に極力名前を呼ばないようにしているので、
ひからびたミミズとかを口に入れてしまった時に、本当に困るんです。

クンクンとミミズに執着しだしたときに leave itでやめてくれたら理想的ですが、他のHPでその手順を見てみたら、いやーなかなか難易度高いコマンドですね…


でも、こんなコマンドがあるってことを知っておいて、是非導入してみたいと思います^^

Junichi Takagi さんのコメント...

◆トトーニョさん

こんばんはー(*^^)/~♪

確かにいきなりは難しいかも…(^_^;
なので、最初は家の中でおもちゃやおやつを
床の上において、リードを装着して練習
してみてください。
ただ、最初は犬も「リーブイット!」言われても
何のこっちゃさっぱりわからん状態だと思うので、
リードでチェックを入れて合図を送りながら、
「リーブイット」と声を掛けてみてください。
ちょっと時間が掛かるトレーニングですが、
徐々にチェックなしでもこっちを見てくれるように
なりますので。

チャレンジしてみてください!!(*^-')v