2015年12月7日月曜日

【TSR】 保護シュナ『マーヤ』お預かり日記(5)


TSRでお預かりしている保護っ子マーヤ、ウチに来て一週間が経過しました。

今日も眼力全開の凛々しい顔で、草加の町を闊歩します。


笑ってしまうくらい絵に描いたようなシュナ顔のマーヤです。

一週間前、ウチに連れて帰ってきた直後のマーヤは、遠慮がちにふんふん♪ふんふん♪言いながらリビングを行ったり来たりしていました。
そんな彼女も徐々に自分のカラーを主張するようになってきて、気が付くと二年前からここにいるよな顔をして食べたり寝たり遊んだり…若いせいか、新しい環境に慣れるのもあっという間です。
そして、いつも元気でやる気満々、ひとつひとつの動作に明確な目的が感じられるになってきました。
これは非常に良い傾向です。
たぶん、僕にトレーニングをしてほしいと言っているのでしょう(笑)
マーヤはまだ4歳(推定)と若いけれども、母親の経験もあるシュナ…ゆっくりのんびりとした毎日を過ごさせようと思ってたのですが、マーヤに元気とやる気があるのなら、一歩と同じようにしっかりトレーニングを積ませようと思います。
オスワリ、フセ、マテ、ツイテは完璧にできるように、マーヤと頑張ってみます。

エマと並んでの散歩にもすっかり慣れたようです。


(Instagramの投稿でネタにしましたが、)エマの歩く速度に気を使いながら、決してエマを追い抜かないように、エマの少し後ろをちょこちょこと歩いていきます。

今日も散歩しながら、マーヤの皮膚の状態の確認のために、いつもお世話になっている動物病院へ向かいます。

基本的にマーヤの体は健康体です。
ただ、長年に渡るケア不足と栄養不足のため、肌の状態が悪く、毛の密度が薄くなっている部分もあります。
先週に比べると体を掻くしぐさもだいぶ減りましたが、まだまだ痒そうで、肌の状態はお世辞にも良いとは言えません。
抗生物質、薬用シャンプー、皮膚のマッサージ、食事の改善等、この一週間で思いつく限りのケアを行いました。
今日の診察ではその経過観察をしてもらって、その結果、新たに必要となる治療・ケアが判明したら、早速それを始めていこうと考えています。

かかりつけの獣医さんの話では、現在のマーヤの皮膚の状態の悪さはひとつの理由から起きている事象ではなく、長年に渡る劣悪な住環境での生活、エネルギーの摂取不足、犬にとって必要な体のケアの不足、ダニやノミの寄生、アレルギー、出産など、複数の理由から起きている可能性が高いそうです。
レボリューションと抗生物質の投与から一週間、皮膚の赤み、体の浮腫み、体を掻く動作、すべて快方に向かいつつありますが、皮膚が角質化している脚の関節部などはまだ痒そうにしています。
そんな訳で、獣医さんと相談して、今日からは本格的に皮膚炎の治療を始めることになりました。
ワクチン、狂犬病予防接種、避妊手術、歯石除去は、皮膚の症状が軽くなってから…まだまだ体のケアに時間がかかるかもしれませんが、マーヤの毛艶かなり良くなってきています。
現時点での予想よりも短い時間で、マーヤは健康な体を取り戻すかもしれません。


シュナ好きの看護師さんがいるからか、動物病院も嫌いではないようです。
待合室での待ち時間も、家のリビングにいるような顔をしています。
いつでもどこでもマーヤはマーヤ。
この子が今までどんな生活をしていたのかはわかりませんが、どんな環境にも動じない強いハートとメンタルの持ち主であることは間違いなさそうです。

J.Takagi


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