2009年4月4日土曜日

さくらまつり


毎年4月の第一土曜日に、「さくらまつり」というイベントが実家の近くで催される。
イベントと言っても町内会レベルの催し物で、屋台が出たりカラオケ大会をやったり、地元の議員が挨拶したりという程度のとてものんびりとしたものだ。


僕はこんな環境で育ったので、こういった田舎くさいイベントが嫌いではない。
むしろ大好きだったりする。
日頃の仕事のゴタゴタを忘れることができる、のんびりとした時間はとても貴重だ。
それを知っているのかいないのか、母親は毎年、
「今年も来れば?」
と連絡をくれる。
やっぱり育った場所を嫌いになることはできない。
この辺り、今は住宅が増えたけど、昔は畑と田んぼしかなかった。
そして綾瀬川。
子供の頃は田んぼでゲンゴロウを取ったり、綾瀬川で釣りをしたりしていた。

綾瀬川は、昔は日本で一位二位を争うくらいの汚い川だった。
綾瀬川沿いの工場が、排水を川に垂れ流していたせいだ。
今も決して綺麗な川ではないが、川沿いにこんなに桜の木が植えられて、この辺りの桜の名所になるとは。。。
そんなこと、子供の頃には夢にも思わなかった。



エマも綾瀬川の土手を満足そうに散歩。
ウチの父親に連れられて。。。



できることなら、君もこんな場所でのんびりと育ててあげたかったな。

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