
昨夜の騒ぎの影響がとても気になったけど、
今朝のエマはいつもと同じようにひょこひょこと
ダンボールの家の中から出てきた。
昨日の騒ぎの原因となった「サークルの扉を閉めた状態での座れ・待て」は、
しばらくの間、止めることにした。
サークルの扉を開けた状態でエサ皿をエマの目の前に置いて、
座れ・待てをさせて食事を与えることにした。
拍子抜けするくらいすんなりできた。
サークルの扉を閉めた状態での座れ・待ては、
今のエマにとってはとても難しいことのようだ。
扉を開けた状態でできるのなら、今はこのやり方を続けさせた方が良さそうだ。
出勤途中の電車の中から、かみさんに朝のエマの様子をメールで伝えた。
「うんちはした?」という返信があったが、
エサの件については一切触れられていなかった。
昨日の件をまだ気にしているのか…
とりあえず、「今日も早く帰るから、エサは無理しなくてもいいよ。」
とだけ返信しておいた。
帰宅途中の電車の中、かみさんからメールが…
「じゅんちゃんの言ってたやり方でやったら、すぐにご飯あげられたよ!
昨日はごめんね。」
良かったぁ…一安心だ。
俺よりもかみさんの方がエマと接する時間が多くなる。
俺よりもかみさんに早く慣れてくれた方がいい。
帰宅すると、かみさんに抱かれたエマが、
スリッカーでブラッシングされていた。
昨日のことがウソのように穏やかな時間。
俺たちはこれを望んでいたんだ。
苦しむためにエマを迎え入れたわけじゃない。
楽しく過ごすためにエマを迎えたんだ。
「焦らないでやっていこうよ。」
エマを抱きかかえながら、かみさんがそう言った。
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