2005年11月6日日曜日

鳴くな、エマ

エマをウチに迎え入れる前に読んでいたシュナウザーの本に、「シュナウザーは喋るように鳴く」なんてことが書いてあった。
読んだだけではイメージがわかなかったけど、エマが来てなんとなくわかった。
「わん!」と吠えることはほとんどないけど、「くぉ~ん」とか「うるるるるぅぅぅぅ~ぅ」とか、鳴くというか叫ぶというか、そんな奇声をよく発している。
シュナの仔犬と接するのは初めてだから、なんか面白いな~と思って聞いていたけど、変な鳴き癖が付いてしまっても困るから、エマが奇声を発するたびにかみさんと二人で玄関から外へ…
鳴かなくなるまで、エマをリビングに置き去り。
玄関のドアに耳を当てて、中の様子を伺う。

「なんかさー、誰かに見られたら怪しく思われない?」
「しょーがねーだろ、鳴き止んでから戻らないと意味ないんだから…」

日曜だというのに、夫婦二人でこんなことを何十回と繰り返した。
でも、その甲斐あってか、夕方にはエマの唸り声も小さくなっていました。
空気が漏れるような音で、スースーいう感じに… 我慢してるんですね。鳴くのを…
しつけのためとは言え、ちょっとかわいそうに思ってしまった。
こんな小さい頃から親兄弟と引き離されて、知らない人間に飼われることになって、
大きな声で鳴くことも許されないなんて…
が! ここで頑張らないとね! 後が大変だから。
寂しいだろうけど、頑張れ、エマ!

0 件のコメント: