2014年12月20日土曜日

【DT010-02】 ポメラニアンとお散歩トレーニング


先週末に引き続き、今週末もポメさんとのトレーニングです。

今日のトレーニングはこのわんちゃん!


先週、カウンセリングさせてもらったTちゃんとのお散歩トレーニングです。

ふわふわな白い毛がチャーミングな3ヶ月のポメラニアンTちゃん、散歩中に立ち止まってしまうことが多いということなので、一緒に歩く練習をしてみました。

3ヶ月のTちゃんは、お散歩を始めたばかりです。
お散歩を始めた直後のパピーは、まだ慣れていないたくさんの外の刺激に反応してしまい、人間が思い描いているようにお散歩で歩いてくれないことがあります。
歩く人や犬、バイク、風に舞う木の葉、地面のにおいなどによって、犬は立ち止まってしまったり、刺激を凝視したり、走り出したり後ろを振り返ったり…パピーは人間が考えている以上に、刺激に対して敏感に反応します。
Tちゃんのように、外の刺激に反応して散歩中に立ち止まってしまうパピーの場合は、、無理をして長い距離を歩くのではなく、まず犬を外の環境に慣らしてあげることから始めていきます。

まずは玄関先や家の近くで、犬におやつをあげたり、犬と一緒におもちゃで遊んであげたりして、外にいることに慣れさせて、外に良い印象を持たせてあげるようにします。
その場所に慣れてきたら、おやつやおもちゃを使って犬を誘導して、少し歩かせてあげます。
家から少しずつ離れていって、犬が立ち止まってしまうようであれば、またおもちゃやおやつを使って、その場所に犬を慣らしていってあげます。
地道な練習ですが、犬が自らの意思で歩いてくれるように、徐々に徐々に慣らしていきます。

視覚に訴えかけてくる刺激だけではなく、聴覚に訴えかけてくる刺激に慣らすことも大切です。
この画像に写っているフェンスの向こう側はTちゃんには見えませんが、やや大きめな犬がこちらの雰囲気を感じてワンワンッ!と吠えていました。


姿の見えない音に警戒して立ち止まってしまう場合も、無理に犬を引っ張ったりせず、少しずつその音に慣らしてあげるように練習をします。
Tちゃん、他の犬の吠える声は特に怖がることもなく、このエリアをおやつでクリアしてくれました。

同じ道を一緒に散歩をしていても、人の視界に入る景色と犬の視界に入る景色は、別世界のように違うものです。


犬が特定の場所で立ち立ち止まってしまう場合は、犬の目線で何が見えるのか、その場所で聞える音がないか等、犬が刺激を感じるものを確認することが大切です。
人間にとっては何でもないものが、犬にとっては気になって仕方のない強い刺激になっていることもあるのです。
散歩をする外には、何かしらの刺激が存在します。
犬を上手に歩かせてあげるには、まずこの刺激を気にならないものにしてあげる必要があります。


頑張ってたくさんの刺激を乗り越えたTちゃん、大好きな公園で楽しく走ります!


Tちゃんは、まだ外の刺激に慣れていない部分がありますが、お散歩や外で遊ぶことは大好きなようなので、毎日少しずつ練習することで、すぐにいろいろな刺激に慣れてくれると思います。


これからたくさんお散歩をすることによって、Tちゃんはどんどん上手に歩けるようになるはずです!


近いうちにロッタちゃんと一緒に、公園でポメ会をできれば…と、考えています!


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