2014年10月13日月曜日

犬が好きだからこそ言わないといけない事


今日の11時頃、店舗実習のランチタイムの時に食べるおにぎりやサンドウィッチを買うために、中目黒の駅近くのコンビニに立ち寄りました。
アカデミーに入学した直後は、弁当を作って持参していたのですが、今は弁当を作る時間が時間が惜しくなってきて…いや、正直に言うと、もう面倒になってきてしまったので、ランチタイムを跨ぐ実習の時は、いつもコンビニのお世話になっています。

そして、今日もいつもの実習の日と同じように、コンビニのおにぎりやサンドウィッチのコーナーで、「どれにしようかなー」と購入する商品を選んでいたのですが…その時のことです。
僕は真剣におにぎりとにらめっこしていたのでそちらに対して視線を向けていなかったのですが、横を通り過ぎた何かに対して、とても強い違和感を覚えました。
すごく気になって、その強い違和感が何だったかを確認するために振り返ると…「ああ、これか…」と、納得しました。
振り返った視線の先には、10歳くらいの女の子がいました。
そして、その女の子の顔の横には、ヨークシャー・テリアの顔がありました。

その女の子はヨーキーを抱っこした状態で、普通に店内をぐるぐると歩き待っていたのです。
店内にいる店員は、5名ほど。
検品・品出しをしている店員もいて、その女の子が犬を連れていることを認識しているようでしたが、どうも見て見ないフリをしているようでした。
僕としては、コンビニの中に犬を抱っこした女の子がいようが、弁当コーナーの前の床でへそ天で寝ている犬がいようが構わないのですが、まぁ犬嫌いの人がこの子を見たら、どう思うのか…どうするのか…

僕がレジで精算をしているときに、ちょうどその女の子もヨーキーを抱っこしたまま、レジの近くのお菓子を見ていたので、レジ担当の店員にこう言いました。
「この店って、ワンコの入店オッケーなんですか?」
その女の子にも聞えるような大きさの声で話したので、その女の子はその直後にすーっと店を出て行ったようでした。
店員は苦笑いしながら下を向いて、「すみません…」と小さな声で言いました。
そして、僕がただの犬嫌いだと思われるのは心外だったので、その後に「いや、僕も犬飼っているから、犬オッケーになったんだったら、犬と一緒に買い物に来ようと思ったんですけどね」と一言加えておきました(笑)


あの店員たちの知らん振り対応は何だったのか未だによくわかりませんが、犬嫌いの人たちがこの状況に出くわすようなことがあると、必ず「これだから犬飼っている奴は…」という話になります。
僕だって、犬と一緒にコンビニで買い物ができたらどんなにいいだろう…とは思います。
でも、やはりルールはルールですから、それは守らなければなりません。
これは犬に関するマナー全般に言えることですが、誰かが見ていようが見ていまいが、誰かに何かを言われようが言われまいが、飼い主には『飼い主として正しい行動』を常に取らなければいけないという大きな責任があります。
それができない人は犬を飼う資格はないと思いますし、それができなければ今以上に犬が生活しやすい環境を作ることなどできないと思います。
犬を愛して犬を大切にすることはもちろんですが、犬が苦手な人たちへの配慮も忘れてはいけないと思うのです。


最近は犬連れオッケーの店も多いので、この女の子も勘違いしたのかもしれません。
場所も中目黒ですから(笑)
でも、ちゃんと親が教えてあげないと…とか、店員の中に誰かが店の外に出るように促す…とか、何かあるでしょ?と思ってしまいました。


本当に犬が好きなのだったら、こういう場面に出くわした時にはしっかりはっきり「何をすべきか」を伝えるべきだと僕は思います。

相手に対して強い口調で「すぐに外に出ろ!」とか、そういう言い方をする必要はありません。
相手が普通の人であれば、心理学でいう『アイメッセージ』で十分伝わります。
「私はこう思う」だけを一言で伝えてあげます。
「だからあなたはこうして!」と言ってしまうと、やり取りが崩壊し始めますから(笑)


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