2016年3月28日月曜日

【TSR】 保護シュナ『マーヤ』お預かり日記(33)


マーヤもついに湘南へ!

 『チェリーソーダとチェリーパイ♪』

何のことやらさっぱりわかりませんが、海岸散歩でマーヤはふんふん♪と上機嫌。
初めて見た海、初めて触れた砂浜に何を思ったのでしょうか。

この週末、海を見せるためにマーヤを鵠沼海岸へと連れて行きました。
マーヤ社会化ツアーの一環です。
去年の秋、TSRの元保護っ子だった一歩くんを連れてきた海と同じ場所です。

広い空、遠くまで続く海、波の音、サーファーさん…肝っ玉の据わったマーヤは特にビビることもなく、鵠沼海岸でいつものように散歩を楽しみました。


これまでは家庭犬らしい生活などさせてもらっていなかったはずのマーヤですが、どこへ連れて行っても終始落ち着いています。

既に(推定)4歳になっているマーヤ、何もいまさら社会化などする必要はないのかもしれません。
でも、初めて行く場所や初めてふれあう人・犬・物、そして特定の刺激に対して、マーヤは少々クセのある反応を起します。
初めて散歩に連れて行った時には、走ってくるクルマにふらふらと近づいていきました。
初めてエマに会ったときには、いきなりエマの首筋に鼻を近づけてにおいを嗅ごうとしました。
どんな状況にも動じることなく行動できるマーヤではありますが、それはマーヤが世間知らずであるが故に取れる反応でもあります。
母犬を経験したからかマーヤの懐は驚くほど深いのですが、そのせいで自分の身を危険に晒す可能性もあります。
それを未然に防ぐために、ウチにいる間にできるだけ多くマーヤの反応のクセを洗い出して、それを新しいマーヤの家族の皆様にしっかりとお伝えすること…一歩くんを預かっていたときとやることは同じです。

マーヤの預かりの仕事も、ここから最後のフェーズに入っていきます。
なかなか体調が安定しなかったので開始が予定よりもだいぶ遅れてしまいましたが、これからの一ヶ月間はマーヤと一緒にいろいろなところに出掛けながら、行動面や体力面の最終チェックを行ってこうと思っています。
特にマーヤの場合、体力の面で大きな心配があります。
体力作りは今も日々行っていますが、マーヤの筋力とスタミナはまだまだ十分といえるレベルではありません。
無理に連れまわすとまた大きく体調を崩す可能性があるので、健康に十分留意しながら、体力面も含めて今のマーヤが何をどこまでできるのかをしっかり見極めることがこのツアーの目的です。
このツアーで得られた情報をこれから募集を始める新しいマーヤの家族に伝えることができれば、マーヤもすんなりと新しい生活へと入っていくことができるのではないかと考えています。

ということで、マーヤの社会化ツアー、一歩くんもお世話になったこの店からスタートしました。


小田急江ノ島線の鵠沼海岸駅の商店街で友人のドッグトレーナーが営んでいる『ミト屋』です。
ミト屋は犬の保育園・ホテルとして開業しているショップですが、土曜にはドッグバー、日曜にはドッグカフェとしてもオープンしている犬関連の複合施設です。
土曜の夜にオープンするドッグバーは犬を連れてお酒や食事を楽しむことができるので、たくさんの犬と飼い主さんが集まります。
ミト屋のドッグバーは、犬の社会化にはうってつけの場なのです。



そんな訳で、一歩くんと同じように、マーヤにもドッグバーで犬とふれあい、人とふれあいしてもらおうと思ったのですが…

 『とりあえず抱っこ』


 『もっと抱っこ』


 『とにかく抱っこ』


 『抱っこですがなにか?』


とにかく抱っこが大好きなマーヤ、ドッグバーで過ごす多くの時間帯で犬とのふれあいよりも人とのふれあいを優先させていました。
何だかもう…(笑)

でも、人との社会化も犬の大切な仕事の一つです。
普段、僕以外の男性とふれあう機会が少ないマーヤですが、このドッグバーではたくさんの男性の方と接することができました。

ミト屋の店主なかむー氏とも、たくさんふれあいしてもらいました。

 『抱っこさせてあげようか?』


そして、ミト屋に集まったわんこ達ともしっかりふれあいさせてもらいました。

 『たくさんともだちできたよ!』


マーヤは犬に対してはフレンドリーなのであまり心配はしていませんでしたが、ドッグランのように広い場所でなく、店舗のような限られたスペースの中でフリーの状態でたくさんの犬たちと過ごすという経験は、マーヤにとってもとてもよい勉強になったのではないかと思います。

最近、内緒話が多いこの二頭、朝のミト屋でも何か企んでいたようです。


たぶん、朝ごはんが遅いとか散歩はまだかとか…そんなことを言っているのでしょう(笑)


翌朝、再び海へ。


朝の海はとても気持ちがいいものです。

毎朝こんな場所で散歩ができたらいいなーと、海無し県に住む僕は心からそう思います。


マーヤは前日の夕方海岸散歩のときよりも、更に楽しそうに歩いていました。

TSRに保護されるまではこんな場所に連れてきてもらうこともなかっただろうけど、きっとこれからはいろいろな場所に連れて行ってもらえるはず。

すっかり海が気に入ったマーヤ、海と楽しい気分を関連付けしてくれたはずです。


またこの海に連れてきてもらえるといいね。


この犬も意外と海好きです。

 『毎日ここで散歩すればいいのに』


帰りは、なかむー氏と彼の愛犬ホワイトシェパード『銀』が、駐車場まで一緒に散歩してくれました。


ここまでサイズの違う犬と一緒に散歩をする機会もあまりないので、これもマーヤにとって良い経験なったはずです。

今回もミト屋のなかむー氏、トイプーのミト、ホワシェパの銀、そして常連の皆様とその愛犬たちにお世話になり、マーヤはたくさんの愛情を頂きました。
こんな素晴らしい犬の社交場を提供してくれたなかむー氏には、本当に感謝しています。
そして、毎週末ドッグバーに集まるミト屋の常連の皆様とわんこたちにも、心からありがとうの気持ちを伝えたいと思います。

 『みんなありがとう! また来るねー♪』


僕がマーヤをミト屋に連れてくるのは今回が最初で最後になりますが、マーヤの新しい家族となる里親さんには、是非またマーヤを連れてミト屋に連れてきてくれるようにとお願いしようと思っています。
またマーヤがドッグバーに遊びに行ったときには、温かく迎えてもらえると嬉しいです。


【おまけ】
勝手にウチのラパンの後部座席に乗り込んできた銀
このままクルマでどこかに行きたかったみたい

 『藤沢駅まで…ちょっと急ぎで』


J.Takagi



【TSR - チーム シュナウザー レスキューでは、随時メンバーを募集しています。】

シュナウザーが大好きで、迷えるシュナを一頭でも多く幸せにしてあげたい…そんな思いを持ったメンバーがTSRに集まって、日々シュナの幸せのために活動しています。
TSRの活動内容には、シュナの一時預かり以外にもいろいろな役割がありますので、もしTSRに少しでも興味をお持ちいただけたら気軽にこちらからお問合せください。
是非TSRにご参加ください!



にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 癒し・ヒーリングへ

2016年3月25日金曜日

【TSR】 保護シュナ『マーヤ』お預かり日記(32)


マーヤの社会化ツアーに向けて、エマとマーヤはカート二頭乗りの特訓中です。


カート慣れしているエマは特に問題なくカートに乗ることができるのですが…
マーヤ、見るのも乗るの初めてのカートに大興奮です。

カートの中を落ち着きなくグルグルと回るマーヤの動作に、エマも若干迷惑そうな顔をしています。

『なにこれ? なに? カート? なにこれ?』 


最初の10分間ははしゃぎまくるマーヤを抑えるのに苦労しましたが、すぐに慣れてくれたようです。

小型犬を連れて人が多い場所に出掛ける時、犬用カートはとても重宝します。
一頭ならスリングがあれば何とかなりますが、二頭以上同時に連れて出掛ける場合はこれがあったほうが便利です。

カートに乗せられた犬の姿は、海外(特に犬先進国)からの旅行者の目にはとても奇妙なものに映るらしいのですが、日本のような国ではカートに乗せることによって小さな犬を守ることもできるのです。

そんな訳で、エマとマーヤにはカートの二頭乗り練習を頑張ってもらっています。
この二頭を一台のカートに同時に乗せて移動させることができれば、僕はかなり楽ができます。
出先でもこの状態で二頭おとなしく過ごしてくれれば…

『果たしてそうはいくかな?』
『マーヤ、そういう顔は止めなさい』


『マーヤ、頑張ってカート乗れるように練習するよ!』
『うんうん、そのほうが一般受けするから』


最近は体調が良いせいか、だいぶ調子に乗っているマーヤですが、この社会化ツアーでまた新たに多くのことを学んでくれるのではないかと期待しています。
一時は完全に見失った里親さん募集開始時期も、また少しずつ見え始めてきました。

という事で、この週末からマーヤを連れて、いろいろなところを気の向くままふらふらっとしようと思います。


※相性の良くない複数の犬を無理に一台のカートに乗せると、犬同士の喧嘩による怪我や不慮の事故等が起きる可能性が高く非常に危険です。多頭の犬を同時に一台のカートに乗せる前に、犬同士の相性と固体の性格等をしっかりと見極めてください。無理を強いることは決して犬のためになりませんので、十分にご注意ください。


J.Takagi



【TSR - チーム シュナウザー レスキューでは、随時メンバーを募集しています。】
シュナウザーが大好きで、迷えるシュナを一頭でも多く幸せにしてあげたい…そんな思いを持ったメンバーがTSRに集まって、日々シュナの幸せのために活動しています。
TSRの活動内容には、シュナの一時預かり以外にもいろいろな役割がありますので、もしTSRに少しでも興味をお持ちいただけたら気軽にこちらからお問合せください。
是非TSRにご参加ください!


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 癒し・ヒーリングへ

2016年3月24日木曜日

【TSR】 保護シュナ『マーヤ』お預かり日記(31)


去年の今頃、一緒にパピーレッスンを頑張ってくれたジャックラッセルテリアのフィービーちゃん。
雑誌の中の一ページのようにポーズを決めてくれました。


美犬さんです。

パピーの頃は、リビングの中を所狭しと駆け回っていたフィービーちゃんですが、大人になってすっかり落ち着きました。

今日はフィービーママさんからのお誘いをいただいて、フィービーちゃんの飼い主さんのお宅で夕食会。
社会化のため、マーヤも連れて行きました。

風ちゃんママさん&風ちゃんも一緒です。


のっぺ食堂でフィービーちゃんと風ちゃんに会ったとき、マーヤは視力がない状態だったので、ふたりの姿を自分の目で見るのは約一ヶ月ぶりとになります。

今回もフィービー&風ちゃんとまったり過ごさせてもらいました。


いつもいつもTSRの保護っ子たちの犬慣れにお付き合いしてくれるこの二頭には、心から感謝しています。
ウチでお預かりしていた一歩くんも、何度も何度もフィービー&風ちゃんが一緒に散歩してくれました。
フィービーママさん、風ちゃんママさんもマーヤに優しく接してくれて、本当にありがたいです。
今のマーヤは本当に幸せなシュナだと思います。

今回もフィービーママさんに抱っこしてもらいました。


フィービーちゃん、やきもちを焼いたりせずに、ママさんの膝の上をマーヤに貸してくれました。

とても素敵な金曜日の夜。
フィービーパパさんとのウクレレ&ギタレレセッションも楽しかったです♪
頂いたウィスキーも最高でした!

犬と音楽とウィスキー。
毎週こんな金曜の夜を過ごしたいですね。


J.Takagi



【TSR - チーム シュナウザー レスキューでは、随時メンバーを募集しています。】
シュナウザーが大好きで、迷えるシュナを一頭でも多く幸せにしてあげたい…そんな思いを持ったメンバーがTSRに集まって、日々シュナの幸せのために活動しています。
TSRの活動内容には、シュナの一時預かり以外にもいろいろな役割がありますので、もしTSRに少しでも興味をお持ちいただけたら気軽にこちらからお問合せください。
是非TSRにご参加ください!


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 癒し・ヒーリングへ