2009年6月19日金曜日

Wanna Hold You


僕のSH906iTVのミュージックプレーヤーには、こんな曲を集めたプレイリストがある。

  1.Salt Of The Earth
  2.Thru And Thru
  3.Memory Motel
  4.Too Rude
  5.Sleep Tonight
  6.Thief In The Night
  7.All About You
  8.How Can I Stop
  9.You Don't Have To Mean It
 10.Happy
 11.You Got The Silver
 12.Before They Make Me Run
 13.Can't Be Seen
 14.Slipping Away
 15.The Worst
 16.Little T&A

ストーンズ好きな人が見たら、これがどんなカテゴリーで集められた曲たちなのかすぐにわかると思う。
そう、全部キース・リチャーズがメインボーカルを取っている曲、もしくはキースのソロボーカルパートがある曲ばかりだ。
こんなことをするのは邪道だということはよーくわかっているけど、キース大好きな僕はついついやってしまう。。。

どのくらいキースが好きなのかというと。。。

僕は高校生の頃、ストーンズのコピーバンドをやっていた。
もちろん、僕が弾くのはキースのパート。
ナケナシの小遣いとバイト代で、フェンダー・ジャパンのテレキャスターを2本買った。
1本はノーマルチューニング、もう1本は5弦のオープンG。
練習にもライブにも必ず2本のテレキャスを担いでいって、
「お前はアホだ。。。」
と周りから呆れられていた。
そして、寝る時間も勉強する時間も惜しんで、昼も夜もキースのギタープレイとステージアクションの研究に勤しんだ。
そのお陰で地元では、
「キースの真似をさせたらあいつが一番だ。」
言われるようになった。
あの頃はみんなMSGとかアイアン・メイデンとかレインボウとか演ってたから、キースの真似なんかしてるのは僕ぐらいだったんだけど。。。(笑)

とまぁ、それくらいキース・リチャーズが好きだった。
もちろん、今も好きだ。

キースというと、若い頃の素行の悪さのせいで、今でもちょっと怖いというか無法者というか。。。そんなイメージがある。
最近では某海賊映画に出演してみたり、木の実を取ろうとして木から落下して大怪我したりと、ちょっとお茶目な一面も見せたりしているが、ロックンロールのアイコン「Keith Richards」はやはり僕ら凡人の物差しで計れるような人ではない。

なぜ僕が、そんなキースの曲ばかりを集めて普段から聴いているのかというと、「純粋に好きだから」としか言えない。
メジャー進行でありながらマイナーコードを多様している日本人好みで情緒が深いメロディ、決してうまいとは言えないけど味と深みのある歌、すべてが僕の琴線に触れるからだと思う。
「Angie」や「Time Waits For No One」、「Fool To Cry」等のミックが歌う曲とはまったく違ったキースの世界がある。
キースのイメージからはかけ離れているような気もするんですが、本当のキースはきっと繊細でロマンティストなんだろうと。。。勝手にそう思っている。

そして、キースの曲には、いつもとても元気付けられる。
だから、落ち込んでいるときには「Happy」や「Before They Make Me Run」をよく聴いたりする。

ちょっと話が逸れるが、これはThe Clashのミック・ジョーンズの曲にも同様のことが言える。
ということで、僕はミック・ジョーンズのボーカルセレクションもよく作っている(笑)

そういった訳で、キースの曲は僕生活必需品になっているわけだ。

今回の記事のタイトルになっている「Wanna Hold You」、これもキースがメインボーカルを取っている曲のタイトル。
「Wanna Hold You」は、ストーンズ最大の問題作且つ失敗作と言われた「UNDERCOBER」に収録されている。
ちょっとビートルズっぽい雰囲気を持つこの曲、大好きだけど敢えてプレイリストからは外している。
この曲を聴いていると、昔のいろんなことを思い出して、電車を乗り過ごしちゃったりするんだな、これが。。。




にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ
にほんブログ村

0 件のコメント: