2008年8月31日日曜日

これがあれば散歩も安心


エマが散歩のときに使っているリードと首輪は、
ハフマンというメーカーのものだ。





エマを飼いはじめた頃は、
皮製でできてターコイズが装飾されている
人間用のアクセサリーのような首輪やリードを買うつもりでいた。
が、買う前に念のため、
弟にどんな首輪を使っているのかを聞いて見ることにした。
弟は、フレンチブルの女の子のそらまめを飼っている。
「ウチはハフマンってやつを使っているよ。」
この頃の僕は、首輪やリードのメーカーに全然詳しくなくて、
ハフマンなんてメーカーは聞いたことがなかった。
「首輪の内側と、リードの持ち手のところにパッドが入っているんだよ。
このパッドのおかげで、人間も犬も痛くないからこれは良いと思うよ。」
と教えてくれた。

早速、ネットでハフマンのサイトにアクセスしてみた。
弟が教えてくれたパッドは、
ショックレスパッドというものだった。





犬が引っ張ってしまったときも、
首が絞まったり首輪がすっぽ抜けてしまうのを防ぐ働きがある。
最初はできるだけ見た目がかっこいい首輪とリードを買うつもりだったが、
外での散歩は予想外の危険も多い。
『首輪やリードは、見た目が良いだけの物よりも、
できるだけ安全なものを使った方が良いかな。。。』
と、考えが少し変わってきた。
そして、ハフマンのリードと首輪を購入した。





首輪に名前や電話番号を刺繍できるのも、
とても気に入っている。





毎日毎日使うものは、
やはり安全で信頼できるものを使うのが一番大事だ。


2008年8月30日土曜日

雷上等!

ここ数日、天気の悪い日が続いている。
散歩に行くのも、
雨の降っていないタイミングを狙わなければならない。
しかも、雨が降っていなくても、
稲光とともに雷が鳴っていることもある。
こんな天気が続くと、散歩に行くのも一苦労だ。
でも、幸いなことにエマは雷はまったく怖がらない。
雷が鳴ろうが稲光が光ろうが、
平気な顔をしている。

犬のしつけで、
「子犬の時から雷の音を聞かせておくと、
成犬になったときに雷を怖がらなくなる」
というものがある。
エマが子犬だった頃、
たしかに雷の音をよく聞かせていた。
ネットから拾った雷の音、FF10の雷平原の音、
シンセで作った雷音等、
かなりいろいろなパターンの雷の音を聞かせた。
しかし、雷の音を聞かせたのは、
雷の音に慣れさせようと思ったからではなかった。
どうしようもない暴れん坊だったエマの
悪戯をやめさせようと思ったからだった。
よく犬のしつけ本にも載っている天罰式というやつだ。
確かに最初のうちは、雷の音を聞かせると悪戯をやめて、
狭い場所に隠れて出てこなくなってしまっていた。
びっくりするくらい効果があった。
でも、一週間くらい続けていると、
そのうち雷の音慣れてしまったようで、
平気な顔をして悪戯を続けるようになってしまった。
結局のところ、
「天罰方式で悪戯をやめさせることはできない」
ということがわかり、
悪戯をやめさせるしつけは別の方法でやり直すことになってしまった。
しかし、エマを雷の音くらいでは動揺しない犬に育てることはできた。
最初の目論見とは全然違う結果となってしまったが、
結果オーライというところか。
犬のしつけって、本当に難しいもんだなと思った。

ちなみに、僕も雷は全然平気だったりする。
平気と言うか、子供の頃から雷が鳴るとちょっとワクワクしたりする。
そういえば、雷が鳴り始めると、
バルコニーからエマに稲光を見せたりもしていた。
エマが雷を怖がらないのは、そのせいもあるのかもしれない。
空がゴロゴロ鳴り出して、稲光がピカピカ光っている中、
今日も僕とエマは散歩に出かけるのだった。

2008年8月27日水曜日

シュナウザーの思い出 1/3

シュナウザーという犬を知ったのは、
テレビのCMがきっかけだったと思う。
10年前か15年前、それよりもっと前かもしれない。
何のCMだったのかも憶えていないが、
ブラウン管の中から首を傾げながら
こちらを見つめるシュナウザーの顔だけ鮮明に憶えている。
「賢そうだけど、なんだか人間みたいで気持ちが悪い犬だな。。。」
そのCMに登場するシュナウザーを見たとき、素直にそう思った。
その当時、いつかは犬を飼いたいと考えていたが、
シュナウザーを飼うことだけはないだろうと思っていた。
髭と眉毛がまるで人間のようで気味が悪かった。
それと、その頃はシーズーやコーギーを飼いたいと思っていたということもある。

その気持ちが大きく変化したのは、今から6年前の夏だった。
8月の下旬、下田に旅行に行った帰りに、
偶然に伊豆高原にある「ドッグフォレスト」を見つけた。
早めに自宅に帰るつもりだったが、
かみさんが「ちょっと行ってみようよ」と言ってくれたので、
寄ってみることにした。
当時はまだ犬を飼うこととができなかったので、
僕たちにとって犬関係のテーマパークは
犬と触れ合うことができる貴重な場所だった。

この日はもう15:00を過ぎていたので
閉演時間まで2時間足らずだったが、
園内は一通り見て回ることができた。
パピーズビレッジでは、
子育て中の母犬と子犬たちをたくさん見ることができた。
可愛い子犬ばかりで、連れて帰りたくなった。
パピーズビレッジを見た後、
ふれあいパークに行ってみた。
ここは犬たちと直接触れ合うことができるエリアだ。
♂の犬と♀の犬が時間交代でこの広場に放されて、
来場した人たちが犬と遊ぶことができるようになっている。
僕たちがそこに行ったときは、
ちょうど♂の犬たちが広場に放されていた。
真夏の閉園前という時間のせいか、
犬たちは疲れているように見えた。
人と遊ぶと言うより、
人に触られるのを嫌がって逃げているように見えた。
犬たちが気の毒に思えたが、
せっかくの機会だったので広場の中に入ってベンチに腰掛けた。
しばらくの間、
追いかけてくる子供から逃げ回る犬たちを眺めていたが、
ふと横を向いたとき、
広場のフェンスの近くに座って
ずっと外を眺めている灰色の犬を見つけた。
こちらに背を向けていたが、そいつの正体はすぐにわかった。
『シュナウザーだ。。。』
この当時はシュナウザーを飼っている人はまだ少なかったので、
普段シュナウザーを見かけることはあまりなかった。
ちょっと迷ったが、
こんな機会もあまりないと思ったので
背後からシュナウザーに近づいてみた。
気配は感じているはずだが、Mシュナは微動だにもしない。
こんなに間近にシュナウザーを見るのは初めてだ。
首や背中は思っていたよりもがっしりとしている。
地べたに座り込んで、背中を撫でてみた。
シュナ、動かず。
首を触ってみた。
動かない。
「ねぇ、何か見えるのかな?」
と声を掛けてみた。
何の反応もない。
頭や腕も触ってみる。
まったく動じない。
これじゃ子供たちもこの犬に寄って来ないわけだ。
まったく反応がなくて、正直面白くない。
でも、もしかするとこいつは、
何も反応しなければ誰も寄って来ないということを
知っているのかもしれないと思った。
ちょっと意地の悪い気持ちも芽生えてきて、
時間が来るまでそのシュナのそばに居座ることにした。
たまに撫でたり話し掛けたりといろいろやってみたが、
そのシュナウザーは振り向くことすらなかった。
しばらくすると、かみさんが近づいてきた。
「シュナウザーじゃん。可愛いね。」
「うーん。。。こいつ、全然反応しないんだけど。。。」
「シュナウザーは頑固って言うからね。」
その後もそのシュナウザーは置物のように動かなかった。
まったく動かないシュナウザーの相手をしている僕を気の毒に思ったのか、
係りのお姉さんが
「このワンちゃんも可愛いですよー」
と言って、大きなブルドッグを抱えて連れてきてくれたりもした。
それでも僕は、そのシュナを構い続けた。
20分くらいそうしていただろうか。
そろそろ広場に放されている犬たちが犬舎に戻る時間になったので、
そのシュナの背中をポンポンと軽くたたいて、
「ばいばい。ありがとう。」
と声を掛けて立ち上がった。
すると、そのシュナウザーも立ち上がって、
右手にある水飲み場にゆっくりと歩いていった。
水飲み場に辿り着くと、
そこにいた別の犬と鼻先で挨拶を交わすような仕草をした。
「お疲れ様。大変だったね。」
「しつこい人間が来て疲れたよ。」
そんな会話でもしているようだった。

車に乗り込んでから、
かみさんにその話をすると、
「きっと我慢して触らせてくれてたんだよ。
我慢強いんだよ、シュナウザーは。。。
警戒心も強いけど、飼い主には従順なんだってよ。」

と言われた。
ただ単に愛想がないというわけではなくて、
自分ができる最大限のことをしてくれたということか。。。
もし本当にそうだったとしたら、
ちょっと可哀相なことをしてしまったかもしれない。
でも、そのシュナのおかげで、
シュナウザーに対するイメージは大きく変わった。
頭が良くて頑固で警戒心が強いけど、
飼い主には従順な犬、シュナウザー。
そんな犬がいつも一緒だったら、
すごく楽しいのかもしれないと思った。
そしてその時、
僕の両手がありえないくらい
犬臭くなっていることに気付いた。

【つづく】

2008年8月24日日曜日

胸いっぱいの愛を

北京オリンピックが終わる。
今回は、北島、フェルプス、ボルトのオリンピックだった。
本当に良いものを見せてもらった。

ただ、いろんな意味で腹立たしいオリンピックでもあった。
見ていてこんなにイラつくオリンピックは過去になかった。

そんなイライラを、
最後の最後でジミー・ペイジが丸く収めてくれてた。
やっぱりジミーは最高だ。
できれば、ロバート・プラントとジョン・ポール・ジョーンズも
一緒に出て欲しかったが。。。

次のロンドンに期待!

2008年8月23日土曜日

いい匂いだね!

毛が長いシュナウザーにとっては、
毎日のグルーミングは欠かせない。
ちょと放っておくと、毛が固まったり絡まったり。。。
グルーミングは大切な日課だ。
その時に欠かせないのがこれ。



エマの毛はシュナウザーにしては柔らかいから、
スプレーを使わないとコームの通りが良くない。
冬場は静電気のせいでうまくブラッシングできないことも多い。
グルーミングするときは、スプレーが絶対に必要になる。

スプレーもいろいろなものを試した。
エマが匂いを嫌がるものや、
毛がベタついて僕自身が使いたくないと思うものもあった。
そんなときに、
しつけ教室で一緒だったプードル(♂)の飼い主さんから
このスプレーを教えてもらった。
そのプードルの男の子はいつもいい匂いがしたから、
どんなスプレーを使っているのか聞いてみたのだ。
このスプレー、
人間に使っても大丈夫じゃないか?
と思えるくらいいい匂いがする。
毛がベタベタすることもなくて、コームの通りもすごく良い。
何よりも、エマがこのスプレーをすごく気に入っている。
今ではこのスプレーが切れることがないように、
いつもまとめ買いしている。

エマはしつけ教室に通っている頃、
そのプードルの男の子をとても気に入っていた。
エマにしてみたら、これは初恋の匂いなのかもしれない。



APDC グルーミングスプレー 【売れ筋】

2008年8月21日木曜日

「手紙」と「秘密」


今更ながら、東野圭吾氏の「手紙」と「秘密」を読んでみた。
自分で買ったわけではない。
かみさんが買った本で、「読んでみる?」と言って貸してくれたのだ。
東野圭吾氏と言えば、
最近ではドラマの原作になった「予知夢」と「探偵ガリレオ」が有名だ。
実際、かみさんが「手紙」や「秘密」を読み始めたのは、
僕が買ったガリレオシリーズを読んで東野氏の小説を気に入ったからだった。
ガリレオシリーズ以外は読むつもりはなかったのだけど、
せっかくだから借りて読んでみる事にした。

まず、「手紙」から。
殺人犯の家族の生活を描いたこの小説は、
全篇が重苦しい空気に包まれている。
コミカルな要素などはまったくない。
殺人犯の家族が世間から受ける差別、
それに真摯に立ち向かっていく家族の苦悩、
また、罪を犯した人間の本当の意味での償いとは何なのか?
読めば読むほど悲しみが積み重なっていく。
「差別はあって当然」という台詞は、とても衝撃的だった。
読んでいる途中、なんども腹立たしさを覚えたが、
実際に自分がこの物語に登場する脇役たちの立場だったら。。。と考えると、
きっと同じような言動をしたに違いない。
重苦しい内容ではあるが、
本としてはとても読みやすい本だった。
次の展開がとにかく気になるので、
どんどん読み進めていける。
僕は男二人の兄弟なので、
かなり感情移入しながらこの本を読んだ。
ちなみに、映画の方は僕は観ていない。

次に「秘密」だ。
こちらも映画化されている。
映画はかなり宣伝されていた記憶があるので、
「手紙」よりもメジャーではないだろうか。
こちらも僕は映画を観ていない。
「手紙」とは違い、非常に非科学的な物語だ。
非科学的ではあるが、
心の繋がりの大切さをコミカルに描いている。
そう、基本的にこの物語はラブコメだと僕は思う。
でも、その非科学的な設定と状況が、
この物語を単なるラブコメにすることを許さない。
バックグラウンドには常に悲しみが漂っている。
この物語は、主人公の中年男性の目線から描かれている。
主人公の平介は、この物語がスタートする時点では僕と同年代のはずだ。
だから、本当なら感情を移入して読むことができるはずだと思う。
でも、それができなかった。
なぜなら、物語は直子(藻奈美)主導で進んでいくからだ。
自分の力ではどうすることもできない運命に苦しむ主人公。
読み始めてすぐに、
この物語は主人公にとってのハッピーエンドなど
用意されていないということが何故か予想できた。
そして、エンディングも予想できる範囲で一番自然な形で迎える。
ただ、それは平介と直子以外の周りの人間にとっての自然な形だ。
たぶん自分が平介の立場だったら、
普通に生きていくことはできなくなるだろう。
この本も次の展開がとても気になる本だ。
「手紙」よりも早いペースで読み終えてしまった。
が、何故かとても後味の悪い気分になった。
とても面白い本だったが、
読まない方が良かったかななどと思ったりする。
かみさんにそれを話すと、
「男の人が読むとそう思うのかもね。」
と言われた。
なんだか直子にそう言われているようで、
とても気持ちが悪かった。。。

かみさんは今、「白夜行」と「幻夜」を読んでいる。
「読み終わったら、また貸してあげるよ」
と言われたが。。。
どちらもものすごい厚さだ。
あんなに厚い本、読み終えることができるだろうか。。。

2008年8月20日水曜日

ほんとに結婚するの?

啓太と某女優の結婚報道をネットのニュースで見たとき、
自分の目を疑った。
いろんな意味でびっくりだし、いろんな意味で心配だ。
まぁ、啓太がレッズで良い仕事ができるのなら
それで良いんだが。。。
おめでたい事だからね。

しかし、某女優さん、
なぜ出身地をずっと○谷って言ってたんだろうか。。。
恥ずかしいからか。。。
それとも○谷って言った方がわかりやすいからか。。。
でも、遼くんも「○谷」って言ってた時があったな(笑)
ちなみに、ウチのかみさんもこの二人と同郷です。
そういえば、ゴッツも一緒だったか。

今回は、かなりどうでも良い話になってしまった。
たまにはいいか。

2008年8月19日火曜日

似ている人

数年前から、会社ではこの方に似ていると言われる。



剣道をやっていた僕としては、非常に光栄だ。

恥ずかしながら、
人に言われるまで土方歳三さんの写真が残っているなんて知らなかった。
たった一枚だけ残っているそうだ。
その写真の土方歳三さんと僕は、確かによく似ている。
もっと別の写真があれば、本当に似ているかどうか確認できたんだけど。。。

写真の饅頭は、お土産用として八王子の方で売っているらしい。
「こんなのが売ってたから。。。」ということで、会社の人が買ってきてくれた。

土方さんには大変申し訳ないが、
最近では「誰に似てるって言われる?」と聞かれたときは、
迷わず「土方歳三」と答えさせてもらっている。
歴史上の人物に似ていると言われるのは、結構嬉しいものだったりする。

2008年8月18日月曜日

ひとりで遊ぼう!


エマはパピーの頃からひとりで遊ぶのが苦手な犬でした。
どんなおもちゃを与えても、
「これで遊んでー!」
と言わんばかりに、僕の目の前におもちゃをポンと置くのです。
そんな性格だからこそ、エマにはいろいろなトリックを覚えさせることができたのですが、四六時中構ってあげるわけにもいきません。
そんなことで悩んでいるときに見つけたのがこのボール。



エマのよだれだらけで小汚いんですが。。。
このボールの中にはフードが入れられます。
コロコロと転がすとフードが出てきます。
ただ、ボールの穴の内側には反しが付いているので、フードが外に出づらくなっています。
でも、犬はフードの匂いがするので、フードを食べようとして一生懸命転ボールを転がします。



このボールにフードを入れてエマに渡してやると、しばらくの間は一生懸命ボールを追いかけているので、僕もエマから開放されます。
いろいろやることがあってエマと遊んで上げられない時は、とても重宝しています。
一人で遊ぶのが苦手なワンちゃんには、このようなおもちゃを試してみると良いかと思います。

2008年8月17日日曜日

ナンセンスな子犬のしつけ

子犬のしつけに関する本やサイトはたくさんあります。
僕も、エマを飼う前や実際にエマを飼い始めてから、しつけについて悩むことがたくさんありました。
そんなときにはしつけに関する本やサイトをいろいろ読みました。
でも、今になって思い返すと、何じゃそりゃ?って思うようなものがたくさんありました。
正直、「騙された。。。」って思うようなものも。。。
エマがだいぶ落ち着いてくれた今だからこんなことを言えるのですが、私が「ん?」って思うようなしつけ方法をいくつか紹介させてもらいます。


●子犬に噛まれたら、マズルを掴んでホールドスチールする。抵抗しても押さえつける。
ホールドスチールは噛んだ子犬を叱るためにするものではありません。
犬をリラックスさせるためにするものです。
無理に押さえつけてホールドスチールすると、子犬はマズルを掴ませることやホールドスチールに対して恐怖を抱きます。
将来的にマズル周辺を触られるのを嫌がる犬になってしまうかもしれません。
子犬が噛んだら無視すればいいのです。
もしどうしてもマズルコントロールで噛み癖を直したいのなら、自分の口で子犬のマズルを制するのが正解だと思います。
そもそも犬の世界には、「手でマズルを掴む」という行為は存在しませんから。

●生後3ヶ月以内に他の犬と接しないと、社会性のない犬になる。
そんなことありません。
3ヶ月経ってからでも十分間に合います。
ただ、外の景色や音には慣らしておいた方が良いので、子犬を抱いて外に連れて行ってあげると良いと思います。
ワクチンの効果が完全に出ていない3ヶ月未満の子犬を他の犬と接触させるのは危険です。
そんな危険を冒してまで他の犬と接触させる必要はありません。

●自分の通り道に子犬が寝ていたら、起こしてでもどかせる。そうしないと、犬にナメられる。
これって、どんな性格の悪い人が考えたんでしょうね?(笑)
そんなかわいそうなことする必要はありません。
寝ている犬を避けて通ればいいのです。
そんなことで犬は飼い主をナメたりしません。
もしナメられるのなら、きっと他に原因があるはずです。

●食事は絶対に人間が先にする。犬の食事は人間の後。そうしないと、犬は自分がリーダーだと思ってしまう。
そんなことありません。
食事は人間が先のこともあるし、犬が先のこともある。
いろんなパターンがあるんだと犬に覚えさせた方が後々楽です。
人間の方が絶対に先に食べないといけないなんて、人間してみたらかなりのプレッシャーです。
食欲のない朝だってあるわけですから。

●犬と一緒に寝てはいけない。人間と一緒に寝ると、犬は自分だけで眠ることができなくなる。
半分正解、半分不正解です。
確かに子犬のうちから一緒に寝てしまうと、寂しくて必ず人と一緒じゃないと眠れなくなってしまいます。
でも、生後一年間犬だけで眠らせるようにしておけば、その後は一緒に寝ても大丈夫です。
人間とも一緒に眠れるし、一人だけでも眠れるようになります。
無理に一緒に寝る必要もありませんが、もし犬と一緒に眠りたいなら一年間だけ我慢すれば良いと思います。

●サークルの中にトイレを作り、おしっこをちゃんとトイレでできたらサークルから出して遊んであげる。でも、噛んだら「あ」と言ってサークルに戻す。またおしっこをちゃんとトイレでできたらサークルから出して遊んであげる。(以下繰り返し)
私的には、これが一番「やられた」感が強いです。
ウチもやりましたよ、これ。
でも、大失敗でした。
しつけ相談の掲示板でも、上記の方法を「うまくできない」と悩んでいる人を何人か見ました。
このしつけ方、間違いではないと思います。
でも、初めて犬を飼う人には難しすぎるのです。
なぜなら、トイレのしつけと噛み癖治しのしつけを同時にやろうとしているからです。
しかも、例外時の対応の説明がありません。
「もしサークルから出す前にワン!と要求吠えしたらサークルから出していいの?」
「もし外で遊ばせているときに粗相してしまったらどうすればいいの?」
2つのしつけを同時にしようとしている上に、それ以外の子犬の予想外の行動への対応についてはまったく説明がないのです。
この方法を忠実に実行しようとすると、予想外の事がいろいろと起きて素人はパニックになります。
それに、すぐに噛んでしまうような犬やトイレがうまくできない犬って、ずっとサークルの外に出られないことになりますよね。
一日中犬のそばにいられるような人なら良いのでしょうが、そうでない人は子犬と全然接することができないということになります。
それはそれでちょっとまずいんじゃないの?と思うのですが。。。
この方法で「ぜひしつけしたい!」という人はそれでもいいと思うのですが、このしつけ方、飼い主にも犬にもかなりストレスが溜まります。
私は二度とやりたくありません。


他にもたくさんありますけど(笑)、これくらいで止めておきます。
上記のしつけ方法、実は全部やったんです。
エマが問題犬にならないようにと、結構厳しくやりました。
でも、ほとんど成果が出なくて、途中で全部止めました。
今思えば、止めてよかったと思っています。
「しつけは最初が大事。失敗すると大変なことになる。」という半ば脅迫めいた言葉を真に受けてしまい、一番大事なことを忘れかけていたのです。
「僕は警察犬を育てているんじゃない。犬と楽しく暮らすために犬を飼ったんだ。」
もっと安全で楽しいしつけ方法が他にあったのです。
正直、無駄な時間をすごしてしまったという気持ちがあります。
それについては、エマにも申し訳なく思っています。

どれも犬のしつけのプロの人が考えたことなんでしょうけど、これがどの飼い主、どの犬にもマッチするわけではありません。
一番大事なのは、犬に対する愛情だと思います。
「君のことが大好きなんだよ。」という気持ちを伝えることができれば、犬は何でも言うことを聞いてくれるようになります。
絶対に。

2008年8月16日土曜日

エマの憂鬱

毎日毎日暑いなぁ。。。
寒いのは全然平気だけど、暑いのは苦手。
参っちゃう。
昼間は暑くて散歩に行けないし、急にいっぱい雨が降ってきて散歩行けなくなっちゃうときもあるし。。。




なんでこんなに暑いんだろ?
これって、地球の温暖化ってやつなのかな?
地球は大丈夫なのかな?
エマもトイレシートとかおもちゃを大事に使ってエコするから、地球さんも頑張ってね。







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2008年8月15日金曜日

歯磨きするシュナウザー


オリンピックを夢中になって観ていたら、ソファの下から「ガリガリ。。。クチャクチャ。。。」と奇妙な音が。。。
覗き込んでみると、こんなことになっていた。

                  


最近、毎日歯磨きを欠かさずやっているから、自分でもやらないといけないなぁ。。。と思ったのか。。。
いや、ただの悪戯か。。。(笑)
でも、この悪戯は怒れないな。。。歯ブラシ嫌いになられても困るしね。

2008年8月14日木曜日

「抱っこだワン!!」は便利だワン!!

ドッグスリング「抱っこだワン!!」を一年半ほど前から使っている。


これ、非常に重宝している。
何がそんなに便利かというと。。。

●手で抱っこするよりはるかに楽チン。
●大きくて嵩張って重たいクレートを持ち歩く必要がない。
●犬連れ込み可のお店なら、「抱っこだワン!!」に入れておけば入店できるし、ゆっくり買い物ができる。
●私鉄や地下鉄なら、「抱っこだワン!!」で犬と一緒に乗車できる。
●クルマでドッグランに行った帰り、「抱っこだワン!!」に入れてクルマに乗せれば、乗車前に足を拭く必要がない。(ちなみに僕は、「抱っこだワン!!」を肩から提げたままシートベルをして運転している)
●犬用自転車を買わなくても、「抱っこだワン!!」があれば犬と一緒に自転車に乗れる。
●丸洗いできる。
●かなり丈夫で長持ちする。
●クレートと違って犬の顔が出ているので、「かわいいわんちゃん!」とか言ってもらえる(笑)

エマは結構暴れん坊だったので、「スリングから飛び出したりしないかな。。。」と心配だったけど、「抱っこだワン!!」の中は居心地が良いのか、とても大人しくしている。



ただ、デニム地だと夏場は暑そう。。。
今はメッシュバージョンもあるみたいだから、そっちも買ってみようかな。
犬を連れ歩く機会が多い飼い主さんにとっては、とても重宝するグッズだと思う。





No.15 しっかりメッシュ抱っこだワン

2008年8月12日火曜日

本当に悔いはない?

早くもU-23サッカー日本代表の予選敗退が決まった。
今回の代表、巷では「谷底の世代」と呼ばれているらしい。

弱すぎるというか、情けなさすぎる。
日本のサッカーのレベルは上がったといわれるけど、
本当にそうなんだろうか?
シドニー世代が突然変異だっただけなのではないだろうか?
今回のU-23代表の中から、
今後のA代表を支えていくような選手は出てくるのだろうか?
残念ながら、俺にはそういう選手は見つけられなかった。

監督も監督だ。
未練たっぷりな顔で「悔いはない」なんて言っても、全然説得力がない。
俺には負け惜しみにしか聞こえない。
しかも、予選敗退が決まったとしても、まだもう一試合残っている。
もうちょっと別な言葉を選ぶことはできなかったのだろうか?
オランダにも普通に負けるんだろうな。。。
そういえば、アテネのときの監督もひどいもんだったな。。。

ロンドン世代にまた突然変異が起きることを祈ろう。

細貝君、お疲れ様。
もうオリンピックのことは忘れて、
レッズで頑張ってください!

2008年8月10日日曜日

それはまずいだろ。。。

今日は朝はかなり涼しかったので、
エマを連れて久しぶりに舎人のドッグランへ。
そこで目撃した出来事。


舎人公園に到着したのは8:00ちょっと前。
真夏だけど今日の朝は本当に涼しかったので、
ランにはかなりの数のわんこがいた。
いつもどおり小型犬のエリアにエマを連れて入った。
今日はシュナも2頭いた。
エマは何等かのわんこと挨拶を交わして、
いつもどおり一人で匂い嗅ぎ遊びを始めた。
(ランの中では、エマはあまり他のワンちゃんと絡むことがない)

しばらくすると、
2頭のスムースのチワワを連れたカップル(夫婦?)がランに入ってきた。
こういう場所なので人と犬の出入りは頻繁にあるので、特に気にしなかった。
が、その2頭のチワワのうちの1頭が突然エマの方に走ってきて、
吠えたり飛び掛ろうとしたりして威嚇し始めた。
明らかに遊びに誘う行動とは違っていた。
エマはエマで、そんなことをされておとなしくしているような犬ではない。
低い姿勢で身構えて、ウーウーと唸り始めた。
エマがやられることはないだろうが、面倒はごめんだ。
「NO! 待て!」
と言ってエマの動きを制した。
エマはおとなしくなったが、目の前のブラタンチワワは相変わらずワンワン吠えまくってる。
しばらくするとそのチワワの飼い主の男の方がやってきて、
ブラタンチワワを叱り始めた。
そのチワワが騒ぎ出してから飼い主が現場にやって来るまでの所要時間、約1分。
走って来い! すぐ来い!
のんきな飼い主だなぁ。。。と思ってその飼い主とチワワを見てみると、
そのチワワはひっくり返って腹を出して服従のポーズ。
でも。。。反省しているようには見えない。
昔のエマがそうだったように、怒られたら腹を見せるという遊びをしているだけのようだ。
とりあえずそのチワワの近くにいても面倒なだけなので、
エマを少し離れた場所に連れて行って遊ばせることにした。

10分後、その2頭のチワワの飼い主の男の方がランの外に出て行った。
2頭いてそのうちの1頭は制御が難しい犬なのに、
一人で大丈夫なの?なんて思って見ていたが、
すぐに戻ってくるのだろうと思って特に気にしていなかった。
が、その5分後、考えられないようなことが起きた。
そのブラタンチワワがランの中に入ってきたおばあさん目掛けて走り出し、
吠えたり足に噛み付いたりとやりたい放題の大騒ぎを始めたのである。
しかも、そんなことになっても飼い主はその場にやってことない。
そのチワワもかなりしつこく、その状態が30秒以上続いた。
それを見かねた別のチワワの飼い主のおじさんが、
そのチワワをおばあさんから引き離した。
事態が収束した頃、ブラタンチワワの飼い主の女性がのろのろやってきて、
そのチワワを抱き上げて撫で始めた。
そのおばあさんが、
「なんだかそのワンちゃんは怖がってるみたいだけど、
人の足を噛むから気をつけたほうが良いよ。」
と自分の足を指差しながら飼い主に向かって言った。
その足には血が滲んでいるようだった。
しかし、その後にもっと信じられないようなことが起きた。
そのチワワの飼い主、謝ることもせずに2頭のチワワを抱き上げてランの外に出て行った。

「申し訳ございませんでした」は?
「おけがはありませんでしたか?」は?
黙って逃げるって何?


ここのランは結構こういうトラブルがあるみたいだけど、
まさか目の前で見ることになるとは。。。
犬同士のルールがわからない上、
むやみに人を怖がるような犬をランに連れてくる飼い主って。。。
更に自分の飼い犬が犯した間違いの責任を果たさない飼い主って。。。
ドッグランは犬たちが自由に走り回ることができる場所だけど、
最低限のしつけだけは入れてこないとだめだ。
この飼い主たち、いつかは思い知らされるときが来るだろう。
悪いことをして逃げ切れるほど人生甘くない。
今朝は気持ちのいい朝だったのに、ものすごく嫌なものを見てしまった。
どうしようもない飼い主って本当にいるもんなんだね。

2008年8月9日土曜日

耳そうじ

最近のエマのお気に入りは耳そうじ。
少し前まではなかなか耳の中を触らせてくれなかった。
でも、今ではカンシで耳の中の毛を抜くのも、
ウェットティッシュで耳の中をくりくりするのもすごく気持ちがいいみたいで、
いつの間にか眠ってしまっている。
人間にとっても犬にとっても、耳そうじって気持ちのいいものなんだねぇ。。。

2008年8月8日金曜日

Rollin'


まだ完成度は低いけど、
おやつ誘導なしでローリングできるようになった。




エマは小さいけど、
意外とがっちりしていて体重もそれなりにあるから、
勢いをつけないと回転するのが難しいようだ。
でも、大好きなボーロのためなら必死に頑張るエマなのだった。

2008年8月2日土曜日

「お手!」は不要?


久しぶりにわんこのしつけのお話を。。。

「お手」ってありますよね。
一番基本的で簡単なトリックです。
でも、
「お手は意味ないよ。やらせる必要なし。」
っていう飼い主さんが結構いるんです。
本当にそうなんでしょうか?

基本的に犬は足の先を触られることを嫌いますけど、
お手をさせることによって足先を触られることに慣れさせることができます。
あと、散歩から帰ってきて足を洗うとき、
「お手」と言って前足を上げさせると結構便利です。

以前、しつけ教室に通っていたときに先生から聞いた話なんですが、
手を触られるのがとても嫌いな犬がいて、
その犬はいつもトリミングのときにトリマーさんを噛んでしまっていたそうです。
そして、最終的にはどの店でもその犬のトリミングを断られるようになってしまい、
トリミングしてくれる店がなくなってしまったそうです。
その飼い主さんは、そういう状況になってから困り果ててしつけ教室にやってきたそうです。
そのわんちゃんは、飼い主さんにもまともに体を触らせることはなかったそうです。
「仔犬のころからお手だけでもやっていれば、そんなことにはならなかったと思うんですけどね。」
先生はそう言っていました。
エマにもいろいろトリックを覚えさせたりしますけど、
本当は別に難しいトリックなんてできなくていいと思っています。
でも、ブラシをかけたり、歯磨きをしたり、トリミングをしたり、病院で注射してもらったりと、
わんこはわんこでいろいろやらなければならないことがあります。
そんな時にもおとなしくしていられるように、
普段から飼い主が犬を慣らしておかないといけないと思うのです。
そんなことしなくてもちゃんとできるわんちゃんもいると思うんですけど、
成犬になったときにどんな犬になるのかなんてわからないわけですから、
仔犬のうちから「お手!」で飼い主と犬でコミュニケーションを取ることは大事なことだと思っています。
お手は馬鹿馬鹿しいほど簡単なトリックですけど、
これができるとできないでは大きな違いがあるような気がしてならないのです。
大事なのは、お手ができるかどうかではなくて、
どんな時でも自分の犬を「お手をしても良いよ」
という気持ちにさせることができるかどうかだと思います。