2005年12月14日水曜日

TLC


TLCと言っても女性ヴォーカルグループの話ではなくて、ドッグフードの話です。

エマをウチに迎えた直後から、「フードはどれを選べば一番良いのか?」という悩みがありました。
ショップで食べていたフードも問題なくちゃんと食べているので、そのままずっと同じフードでも良いかと思ったのですが、あれだけいろいろな種類のフードが出ていると「他のフードも試してみたいなぁ」と思ったりしてしまいます。
できれば、エマが喜んで食べてくれて、エマの健康に良いものを選びたい。
ただ、選択肢が多いのは良いことですが、あれだけたくさんのフードが発売されているとどれが良いのかまったくわかりません。
ネットでもいろいろ調べてみたけど、飼い主の好みもあるみたいだし、犬の好き嫌いもあるみたいで…
で、困った時の弟頼みということで、今回も犬飼いの先輩の弟に相談しました。

「ドッグフードは何買ってる?」
「TLCってやつだよ。」
「TLC? 聞いたことないな… ショップで売ってるのか?」
「いやいや、売ってないよ。通販だよ。ネットで注文すると割引になったりするんだよ。送料も無料だよ。」
「ふーん、そんなの買ってるのか。高いんじゃないの?」
「ショップで売ってるやつよりはちょっと高いかもしれないけど、材料も安全なものを使っているし、犬の体にはいいはずだよ。」
「そらは残さないでちゃんと食べる?」
「うん、もうこのエサが大好きみたいでね。人間が食べても大丈夫だよ、このエサは。」
「俺は食わないけど…」

弟が言うには、フードをTLCに変えてからそら豆の毛艶がすごく良くなったとの事。
病院の先生にも、毛がきれいだと褒められたらしい。
犬にとって毛は大切なもの。ということで、騙されたと思ってTLCのサイトからお試しサイズのフードを注文してみた。
とりあえず、元から使っていたフードの中に10粒くらいTLCのフードを入れてみた。
すると、エマはTLCのフードを先に全部食べてから、元から使っていたフードを食べ始めた。
次の日も同じようにTLCから先に食べた。
かなり気にいったらしい。
「元からのエサは、渋々食べてる感じがするよ。」とかみさんが笑いながら言っていた。

ということで、しばらくはTLCのフードで行くことにしました。
エマが健康に育ちますように…

2005年12月11日日曜日

ワクチン3回目

エマ、三度目のワクチンの日。
このワクチン接種が終わって一週間経過すれば、お散歩も解禁となる。
今回のワクチン接種も、前回と同じペットショップ併設の病院で受けた。
前回は予想外におとなしく注射されたエマだったけど、二度目の場所で慣れてしまったせいか、診察台の上で行ったり来たり。
先生が書いているカルテの上に足を乗せたり匂いを嗅いだり、やりたい放題。
「ちゃんと押さえておいてください。」と言われてしまった…(^^;
注射そのものは、結構おとなしく受けてくれた。一安心。
来週の土曜日から散歩OKとの事。楽しみだ。

注射が終わった後、1Fのショップで耳の毛抜き、肛門腺絞り、爪切りをお願いした。
店員さんからエマを返してもらうとき、「まだまだ小さい子犬だから、しつけ頑張ってください。」と励まされた。
それと、「遊びを終わらせるときは、いい子で終わるようにしてあげてくださいね。怒ったままサークルに戻して遊びを終わらせちゃうのは良くないですから…」と言われた。
そう言われて思い返してみると、怒ったままエマをサークルに戻してそのまま放置…なんてことが何度もあったなぁ…
確かに、エマにしてみたら怒られたまま遊びが終わるなんて楽しいことではないだろう。
今日からは頑張って、ちゃんとエマが「いい子」の時に遊びを終わらせるようにしよう。
これは良い事を聞いた。得した気分だ!

しつけ講座 その2

夕方、旅行から帰宅した。
かみさんはまだ講習会から帰ってきていないかった。
サークルの方を見ると、「あんた誰?」というような目をしてエマがこちらを見ている。
もうちょっとお愛想振りまくとかできないのか、お前は…

20分ほど放置しておいたが、意外とおとなしくしていたのでサークルから出して遊ぶことにした。
サークルの中で座れ・待てをさせて、扉を開けた。
「よし!」と言った瞬間、エマがジャンプして二の腕に食らい付いてきた。
「ウーウー」と唸りながら…
「ダメッ!」といってエマを引き離すと、今度は犬だか何だかわからないような低い姿勢で俺の周りをぐるぐると走り回る。ものすごい勢いで…
な、なんなんだ、こいつは…シュナウザーってみんなこんななのか?
待ち伏せして、エマを取り押さえた。
取り押さえられた後も、エマはウーウー唸ったり空噛みを繰り返している。
もう遊ぶどころの騒ぎではないので、とりあえずホールドスチールをすることにした。
かなり抵抗したけど、逃げられないことがわかるとおとなしくなった。
が、それでもたまに逃げ出そうとしている。
5分経過して、エマが本当におとなしくなったところで開放してやった。
今度は手をペロペロと舐めてくる。
もうほんとによくわからん…

20分くらい一緒にぬいぐるみで遊んで、エマをサークルに戻した。
どっと疲れる…
トイレもすぐに覚えたし、夜鳴き無駄吠えもしないといったことに関してはとてもいいんだけど、どうしてこうも人に慣れることができないんだろうか?
ウチに来てからもう一ヶ月以上経つのに…
いろいろ大変だろうとは思っていたけど、俺の理想の子犬像とあまりにもかけ離れている。
かみさん帰ってこないかな、早く講習の話が聞きたいんだけど…なんて考えていると、携帯にかみさんから連絡が入った。
草加の駅に着いたとの事、夕食を外で食べたいと言うので、30分後に近所のジョリーパスタで待ち合わせることにした。

30分後、ジョリーパスタ到着。かみさんは先に来ていた。
外食がしたいというよりは、「家だとエマのことを気にしながらになってしまって、ゆっくり話ができないから…」ということだったらしい。

「どうだった? ためになるような話は聞けた?」
「うん、いろいろとね。とりあえず、ホールドスチールはやらない方がいいみたいだよ。」
「えっ? そうなの? なんで?」
「あれは犬をリラックスさせるためにやるものなんだって。噛んだからスチールホールドっていうのはちょっと違うみたい。」
「そ、そうなんだ? じゃあ、やらないようにするよ…(さっき思いっきりやっちゃったんだけど…)

「ご飯もね、無理して先に人間が食べることはないみたいだよ。矢崎さんは先にワンちゃんにご飯あげて、自分が後にご飯食べてるってさ。ゆっくり食べたいからって。」
「でも、そうすると、犬の方が自分がリーダーだって思っちゃうんじゃないの?」
「犬はわかってるってさ、人間と自分が違う生き物だっていうことを。だから、人に対しては、自分がリーダーなんて思わないってさ。」
「ふーん…そういうもんなのかね?」
「まぁ、放っておけば好き勝手なことはやるだろうけどね。」
「じゃあ、エマが噛み付くのはどうすればいいんだろ?」
「無視が一番いいみたいだよ。噛んだら遊んでもらえないって覚えさせないと…」
「そうか…エマを無視して一日が終わる感じになりそうだな。エマの噛みグセを直すために、俺は無視グセが付きそうだよ。」
「それとね、餌は餌としてあげなくていいって。しつけしているうちは、全部しつけの時のご褒美で使ってくださいって。」
「そっか! それはいい方法だな!」
「エマは大げさに褒めたり拍手すると唸るし、体撫でてあげようとしても逃げちゃうからね。ご褒美のフードを使えば、何がいいことなのかわかるようになるんじゃないかな?」
「じゃあ、今日の夜からそれでいこう!」
「それと、木でできてる齧るおもちゃは使わせないほうがいいってさ。」
「なんで?」
「木は齧っていい物だって思うようになる可能性があるからだって。家具を齧られたくなかったら、やめた方がいいみたいよ。」
「そうか…せっかくフェッチ棒2本も買ったのにな…」


今日の講習では、矢崎さんのお話をいろいろ聞くことができて、かみさんなりに何かを得ることができたようだ。
俺もかみさんから講習会の話を聞いて、これからエマとどう接していけば良いのか、何となくだけど見えてきたような気がした。
今日はたくさんの飼い主さんが集まったみたいだけど、きっと皆さんそれぞれ犬との生活に悩みや問題を抱えているのだろう。
「二歳までは子供だと思ってくださいねって言われたよ。」
そう、エマはまだ三ヶ月。右も左もわからない赤ん坊。そんなエマに対して、俺は少し厳しすぎたみたいだ。
もっともっと仲良くなることを優先に考えないといけない。エマが安心できる存在にならないとな…
「怒ったらダメだよ? 怒ったら… エマも楽しめるようにしつけしていかないといけないんだからね。」
はいはい、気をつけます…

今回の講座の講師の矢崎さん、何冊かしつけに関する本も出しているとの事なので、買って読んでみようと思う。
「若くてカッコいい人だったよ。」
「もしかして、今日来てたのって全員女の人?」
「うん。」
俺は行かなくて正解だったようだ(笑)

2005年12月10日土曜日

しつけ講座 その1


以下、三日前のかみさんとの会話です。

「ちょっと見つけたんだけどさ、今度、川口のジョーカーでしつけ教室みたいなのあるんだ。」
「へぇー、そうか。川口にジョーカーなんてあったっけ?」
「そごうの中だよ。」
「ああ、あそこにあったのか。ジョーカーで買った人限定とかじゃないの?」
「ううん、お金払えば大丈夫だってさ。」
「そっか、犬も連れてけるやつ?」
「違うよ、飼い主が講習受ける感じのやつだよ。」
「そっか…トレーナーみたいな人が来るの?」
「うん、矢崎潤さんって知ってる?」
「いや、知らない。有名な人?」
「犬のしつけの本とか出してるよ。ネットにもいろいろ出てるし…」
「へー、そうなんだ? いろいろ質問とかできるのかな?」
「うん、そういう時間もあるみたいだから、聞いてくるよ。」
「え?」
「もう申し込んだから。」
「……………………」

ということで、かみさんは今日、川口そごうのジョーカーにしつけの講習を受けに行っています。
何も相談がなかったのでびっくりでしたが、もたもた考えているうちに定員になってしまうのを恐れて、かみさんが見つけた瞬間に申し込んだようです。
ほんとは自分で行きたいところでしたが、忘年会を兼ねた仕事関係の旅行のために行くことができないので、今回はすべてかみさんに任せました。

で、俺は栃木県某所でこんなことしてました(笑)



俺は俺でわんこと戯れて楽しんでたわけだけど、やっぱり行きたかったなぁ…講習会に。
どんな感じなのかすごく気になる。
でも、エマのしつけの指針になるようなものをかみさんが得てきてくれれば、それはそれでOKだ。
帰宅して話を聞くのが楽しみだ!

【続く】


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2005年12月7日水曜日

しつけ教室探し

ここ何日間かは、エマのしつけ教室探しばかりしていた。
暇があればPCを立ち上げて、ネットでしつけ教室探し。
犬を飼い始める前は、しつけ教室はたくさんあってすぐに見つかるものだとばかり思っていた。
が、意外と少ない。市内には、良いと思えるところが一つもない。(というか一つしか見つけられなかった)
でも、今回は近い場所にはこだわらないで、クルマで一時間圏内ということで探した。
先月のパピーパーティ中止の件もあるので、今回はちょっと遠くてもしっかりしたところを探そうと思った。
ということで、クルマで一時間圏内で、良さそうなところを二つ見つけた。
一つは、埼玉の朝霞、もう一つは東京の大田区。どちらもクルマで一時間ほどで行くことができる。

最初に見つけた朝霞のしつけ教室は、検索エンジンでその教室のサイトを見つけた。
ホームページを見てみるととてもよさそうな感じがしたのだけど、しつけ教室が行われる日時と回数がきっちり決まっているのと、次回の教室がいつから始まるのかがまだ決まっていないということが気になった。
都合が悪くて出席できなかった日の扱いはどうなるんだろう?

もう一つの大田区のしつけ教室は、動物病院がやっているしつけ教室。
こちらは、いろいろな方のサイト、ブログのでの紹介で知った。
病院のサイトもあってしつけ教室のことも書かれていたが、あまり細かい事は記載されていない。
が、この病院のしつけ教室を紹介している方のサイトやブログを読んでみると、とても良さそうな感じ。
パピークラスも回数などは決まってなく、都合が悪い日などは行かなくても大丈夫なようだ。

ということで、すごく気になった大田区の病院のしつけ教室に問い合わせをしてみることにした。
クルマで行くにしても朝霞より大田区の方が近いし、ウチには合っているような気がした。
かみさんが問い合わせをしてみたところ、パピークラスに入る前に一度カウンセリングが必要との事。
レッスンに入る前に、その犬がどんな性格なのかをトレーナーの方が見てくださるらしい。
何だか本格的で緊張するなぁ…
エマは大丈夫だろうか? カウンセリングで暴れて断られたりして…
カウンセリングは、最も早くて12月17日の土曜日。
偶然にも、エマの散歩が解禁になる日だ。
タイミングもばっちり! 前回は中止になったけど、今度こそ大丈夫!
期待に胸を膨らませて、12月17日を待とう!

2005年12月3日土曜日

フセ!

今日は弟がやって来た。
「実家に行く用があるから、寄ってみたよ。」とのこと。
エマの様子を見に来てくれたらしい。
エマも突然の来客に大喜び!
うちらよりも弟の方に懐いているような気がするなぁ…

「どんな感じ?」と聞かれたので、
「相変わらずよく噛むんだよ…」と答える。
「まぁ、まだ小さいんだから、とにかく時間がある限りは遊んであげた方がいいよ。」
と弟は言う。
エマがウチに来たばかりの頃は、
分離不安になってしまうのが怖くて無駄に構わないようにしていた。
が、極端過ぎたため、エマが俺とかみさんに全然慣れないという結果に…
確かに、慣れるまでは接する時間も多めに作ってあげないとね。

「オスワリとかフセって、もう教えてるの?」
「オスワリとマテくらいは何とかできるよ。フセは練習中。」
「ふーん、そうか…」
と言いながら、弟は木の棒状のおもちゃを手に取った。
弟は、おもちゃをエマの目の前におもむろに置き、
同時に「フセッ!!」と言った。
その瞬間、エマがばしっと伏せた!
「えーっ!! すごいじゃん! どうやってやるんだよ?」
何度やってもなかなかできないフセを、弟は一発でやらせてしまった。
「う~ん…タイミングだけなんだよな、最初は…
何度もやっているうちに声だけでできるようになるから…」
弟の真似をして何度かやってみたが、エマは全然伏せず…
「焦らないでやればいいよ、無理させてもダメだから…」
と言い残して、弟は実家に行ってしまった。

その後も何度か挑戦してみたが、
エマは「何、それ?」という顔をして全然伏せない…
どうも俺にはセンスがないようだ…
というわけで、今日も地味に足の下を潜らせる形で、
エマと一緒にフセの練習をしました…

2005年12月1日木曜日

Emmaはなぜ噛むの?

エマがウチに来て一ヶ月。
犬を飼うのは初めてのことで、まぁ、とにかく毎日が必死で…
結構簡単に考えていたけど、思うようにいかない事ばかりでした。
エマもそれなりに新しい環境にも慣れて、犬飼デビューの夫婦二人もエマに慣れてはきたのだが…大きな問題が一つ。
それはエマの「唸り噛み」。

本やネットの資料を参考にして、それなりにエマの躾けをやって来たつもりでいた。
夜泣きやトイレのしつけについては、ほとんど苦労はなかった。
でも、エマの「唸りながら噛む」という行為については、もうどう躾ければいいのかわからない状態。
トレーナーらしき人のサイトで相談してみたりしたのだけど、「留守番の時間が長すぎる。」、「たぶん犬は遊びたいだけ。」、そんな回答しか得られなかった。
まぁ、金を払っているわけでもないから仕方ないけど…
こんな回答もらったって、何をどうすればいいのかわからない。
「ペットシッターに来てもらえば?」みたいなことも書かれていたけど、ペットシッターに懐いてうちらに唸り噛みするんじゃ何の意味もない。

この「唸り噛み」に対しては、いろいろな方法を試してみた。
無視、ホールド・アンド・スチール、大声で怒る、口に指を突っ込む…
「無視」が一番効果がありそうだが、時間が経つとまた唸りながら噛む。
無視しているだけでほんとにその行為がなくなるのか、もし治らなかったらどうなってしまうのか…
また、その行為は遊びの範囲内なのか、それとも本気の威嚇のようなものなのか…
行為そのものも治したいけど、エマがどういう気持ちでそういうことするのか?
とにかくそれが知りたかった。
「やっぱりさぁ…プロのトレーナーさんに一度見てもらおうよ。」
「そうだね、しつけ教室とかに行った方がいいよね…」
「もう近くじゃなくてもいいよ、都内とかでも…またゼロから探そう。」

ということで、今日から本格的にエマのしつけ教室探しが始まることになりました。